平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

イカゲーム~だるまさんが転んだ、ビー玉、綱引き……認知症のおじいさんが大活躍するデスゲーム!

2021年10月21日 | テレビドラマ(海外)
 netflixの「イカゲーム」を見た!

 

 この画像を見ただけで、いかに『頭のおかしいドラマ』かがわかる。
 世界中で大ヒットしたかがわかる。

 内容は巷で言われているように韓国版「カイジ」。
 いわゆるお金と生命を賭けたデスゲームものだ。
「カイジ」を分析しまくってヴァージョンアップした感じ。

 どのようにヴァージョンアップしたかと言うと──

①ゲームが子供の遊び
 だるまさんがころんだ、ビー玉、綱引きなど。
 これらのゲームで負けたら死んでしまう。
 これらで、なぜ死んでしまうかは実際に見て確かめて下さい。

②刑事が潜入する
 今までこうしたデスゲームものでは警察は不介入だったが、
「イカゲーム」では刑事が潜入して、真相に迫り、告発しようとする。
 ゲームを取り仕切る敵のボス(通称フロントマン)との駆け引きが面白い。
 その他、このデスゲームを利用して裏で別の犯罪をおこなっている連中もいる。

③ゲーム参加者が多彩
 通常、こうしたゲームに参加するのは借金を抱えた人や悪党などがほとんどだが、
「イカゲーム」では、脱北者(←韓流ドラマらしい)や認知症の老人などが登場する。
 認知症の老人などはすぐに負けて死んでしまいそうだが、意外と活躍する!

④結構、民主的
 参加者の過半数が「ゲームをやめたい」と言えばゲームは中止になる。
 男女、老人・若者などの差別がなく、ルールの下で平等。
 仲間からはぐれた者には救済措置がある。

 僕たちのいる一般の現実社会はこうしたことすらない弱肉強食の世界。
 だから、ゲーム参加者の中には現実社会よりゲームの世界の方がマシだと考える人もいる。
 このひねり方が面白い。

⑤頭をつかわなくても勝てる
 デスゲームものでは、数学の確率などを駆使した頭脳戦が展開されるが、今作ではあまり必要がない。
 結構、力業(ちからわざ)で勝てたりする。
 もちろんズルいやつは相手をダマして勝ち残ったりするが。

 ラストの真相は、僕はドラマオタクなので、第3話くらいでわかりました。
「イカゲーム」の黒幕は誰か?
 黒幕の動機は何か?
 なぜ「子供の遊び」なのか?

 それにしても、netflixなどのサブスクは面白いコンテンツばかり。
 世界で配信されるから、世界的な大ヒットに繋がるかもしれない。
 世界的な大ヒットを見込めるから予算もかけられる。
 表現規制もゆるい。
 こうなると民放地上波の視聴者離れはどんどん加速していくだろう。
 テレビをつければ、芸能人が飯を食べてる番組ばかりですから。


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