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平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

最終絶叫計画

2005年12月23日 | 洋画
 かつて作家の小林信彦さんは「世界の喜劇人」という本の中で、喜劇の中のギャグを文字で書き連ねました。
 喜劇はただ見て笑えばいい。ギャグを文字で説明することはナンセンスなことなのですが、小林さんの気持ちはよくわかります。
 文字に残して自分のものにしておきたいのです。ビデオやDVDのない当時ならなおさらのこと。
 今回はギャグ満載のホラー映画「最終絶叫計画」のギャグを書いていきます。(以下、ネタバレです)

1.3秒に一度のギャグ
  冒頭、ドリューという女性が謎のマスクマンに襲われるシーンは、3秒に一度のギャグが展開される。

 ・マスクマンからドリューに電話がかかる。
  マスクマン「今、君を見つめているぞ」
 ・マスクマン、庭のベンチでPLAYBOYを読んでいる。
 ・マスクマン「君の内臓を見てみたい」
  ドリュー 「26ページに乗ってるわ」
 ・マスクマン「窓の外に立っている男は彼氏か?」
  窓の外を見るドリュー。
  ドリュー 「違うわ。2回エッチしただけの男よ」
 ・鳴るドアのチャイム。
  恐怖のドリュー。
  ドアを開けるとスコップで殴り倒すが、実はハロウィンに来ていた子供。
 ・ドリュー、ふり返るとマスクマンが立っている。
  逃げるドリュー。
  テーブルの上に銃とナイフとバナナが置いてある。
  なぜかバナナを持って逃げてしまうドリュー。
 ・庭に逃げるドリュー。
  庭に「命びろい」「死」と書かれた看板が立っている。
  なぜか「死」と書かれた看板の方に逃げてしまうドリュー。
 ・逃げるドリュー。追いかけるマスクマン。
  ドリューの服に手をかけ、次々と服を破っていくマスクマン。
 ・下着姿で逃げるドリュー。
  なぜか庭のスプリンクラーから水が出ていて、水のシャワーの中を走るドリュー。
  ドリュー、水を浴びながらなぜか歓喜のポーズ。
 ・追いついたマスクマン、ドリューの胸をナイフで突き刺す。
  ナイフを抜くと、ナイフに豊胸用のジェルが刺さっている。
 ・逃げるドリュー。
  前方からやって来る父親の車。助けを求めるドリュー。
  しかし、父親は居眠り運転をしていて、ドリューをはねてしまう。

2.エスカレートしていくギャグ
  シンディという女性が襲われるシーンではこんなギャグが展開される。

 ・階段を駆け上がって逃げるシンディ。
  追いかけるマスクマン。
 ・シンディ、階段に置いてある花瓶をマスクマンに投げる。
 ・なおも迫るマスクマン。
  シンディ、踊り場に置いてある自転車をマスクマンに投げつける。
 ・なおも迫るマスクマン。
  そこへヨロヨロと歩いてくるおばあちゃん。
  シンディ、そのおばあちゃんをマスクマンに投げつける。

3.エスカレートしていくギャグ
  エスカレートしていくギャグでは、このようなものもある。
  ミスコンテストで優勝した女性が表彰される時にみんなに歌われる歌だ。

 「彼女はミスティーン~
  すごい美人~
  美しい胸~
  ケツも魅力的~
  セックスもバックが好き~
  アナルもいける~」

★研究ポイント
  こんなのもありました。

  マスクマン「おまえの秘密を知ってるぞ」
  ロッカーに刺さっている写真。
  男、写真を見ると、男の「下半身の写真」。

  失礼いたしました!

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