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平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

ロンドンハーツ 有吉先生の進路相談

2010年11月17日 | バラエティ・報道
 ずい分前のオンエアになるが、ロンドンハーツ「有吉弘行先生の芸能人進路相談」は面白かった。
 コンセプトは、将来の先行きが見えない、伸び悩んでいる?タレントさんに毒舌の有吉先生が進路相談をするというもの。

★まず話題に出たのが<代表作>。
 そのタレントさんの名前をあげれば、視聴者が「あの○○○の」と思いつくようなもの。
 例えば織田裕二さんだったら「踊る大捜査線」や「東京ラブストーリーの」みたいな。
 上原美優さんだったら「貧乏大家族の」みたいな。
 さて毒舌・有吉先生は各タレントの<代表作>をどの様に表現したか?
 たとえば、グラビアの夏川純さんの代表作は<年齢詐称>。熊田曜子さんは代表作なし。
 ズバズバ斬りまくっているが、なかなか的確だ。

★<ターゲット>という話題も出た。
 磯山さやかさんや熊田曜子さんは、今までの男性ファンと共に女性ファンという新しいターゲットを獲得したいらしい。
 ちなみに磯山さんはダイエット、熊田さんはsex。
 いずれも女性誌などで頻繁に扱われている内容。これで女性ファンを掴もうというわけだ。
 しかし有吉先生は容赦しない。
 磯山さんは「そのポッチャリしたしまりのない体が男性ファンのニーズになっているのに何で痩せるんだ? これでは既存の男性ファンが逃げてしまう」とグサリ。
 熊田さんには「いいセックス? ふざけるな! 大したセックスもしていないくせにお前にセックスのことなど語ってほしくない」「世の女性はお前のことをダサいと思っている」とグサリ。
 これも何となく当たっているようでさすが有吉先生という感じですね。

 それにしても芸能界で生き残っていくのは大変ですね。
 事務所のバックアップがあるとはいえ、あくまで個人をアピールしていかなくてはならない。
 世間のニーズと自己イメージが上手く合致すればいいが、先程の磯山さんと熊田さんのようにズレていると、たちまち悩むことになる。
 おまけにこの「ロンドンハーツ」のような形で自分をどんどん切り売りし、壊していかなくてはならないなんて。

 番組では<一周>という言葉も出ていた。
 各局のバラエティ番組に1回ずつ出ることを言うらしいが、そこで<二周>=2回以上呼ばれて出演することはかなり至難の業らしい。
 つまり一周目で面白くなければ、二回目はないのだ。

 「メチャイケ」の新メンバーオーディションもそうですが、芸能人って大変ですね。
 見られて自分を曝して……。
 とんでもないエネルギーと業がなければやれない仕事だ。



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