本日(3/2)23時、NHKにて『坂の上の雲』日本海海戦・前編がオンエアされる。
東郷平八郎(渡哲也)は手を挙げ左側に下ろす。
「取り舵いっぱい」
左に回頭する戦艦三笠。
所謂『東郷ターン』だ。
続く帝国艦隊も左へ。
『T字戦法』開始。
これは敵に側面を向ける危険な作戦だ。
直進より標的が大きい分、敵の恰好の的になる。
だからバルチック艦隊司令長官、いはく
「東郷は狂ったか。これは神のご加護だ」
側面を向けている時間は10分。
ロシアはこの『黄金の10分』で撃沈すればいい。
必死に耐える帝国艦隊。
バルチック艦隊はアフリカの喜望峰をまわる航海をしてきたので訓練が不十分だ。
結果、帝国艦隊は『黄金の10分』をしのぎ、反撃。
戦艦の前と後ろの主砲が火を噴く←側面を向けていたからできること。
結果、火力は2倍に!
側面の砲も火を噴く。
すべての艦が砲撃して、ロシアの軍艦に集中砲火。
これでバルチック艦隊は壊滅した。
…………………………………………………………
僕は戦争反対論者だと思っているが、
この日本海海戦の映像に心が躍る自分を否定できない。
この後、秋山真之(本木雅弘)は憔悴して抜け殻のようになってしまうのだが、
それが戦争の悲惨を描いている。
『坂の上の雲』日本海海戦・前編は本日(3月2日)23時オンエアです。
※関連動画
Battle of Tsushima (YouTube)
※追記
今、日本の右派の皆さんは、トランプがゼレンスキー大統領に激怒したことに拍手喝采しているようだが、それでいいのかね?
ウクライナは侵略してきたロシアと戦っている国だぞ。
小国が大国に必死に抵抗しているんだぞ。
まさに日露戦争の日本と同じではないか?
強い者に尻尾を振る日本人に明治の英霊たちは嘆いているよ。
三島由紀夫も西部邁も怒ってるだろうな。
僕は今の愛国保守の皆さんのインチキを感じてしまうのである。
東郷平八郎(渡哲也)は手を挙げ左側に下ろす。
「取り舵いっぱい」
左に回頭する戦艦三笠。
所謂『東郷ターン』だ。
続く帝国艦隊も左へ。
『T字戦法』開始。
これは敵に側面を向ける危険な作戦だ。
直進より標的が大きい分、敵の恰好の的になる。
だからバルチック艦隊司令長官、いはく
「東郷は狂ったか。これは神のご加護だ」
側面を向けている時間は10分。
ロシアはこの『黄金の10分』で撃沈すればいい。
必死に耐える帝国艦隊。
バルチック艦隊はアフリカの喜望峰をまわる航海をしてきたので訓練が不十分だ。
結果、帝国艦隊は『黄金の10分』をしのぎ、反撃。
戦艦の前と後ろの主砲が火を噴く←側面を向けていたからできること。
結果、火力は2倍に!
側面の砲も火を噴く。
すべての艦が砲撃して、ロシアの軍艦に集中砲火。
これでバルチック艦隊は壊滅した。
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僕は戦争反対論者だと思っているが、
この日本海海戦の映像に心が躍る自分を否定できない。
この後、秋山真之(本木雅弘)は憔悴して抜け殻のようになってしまうのだが、
それが戦争の悲惨を描いている。
『坂の上の雲』日本海海戦・前編は本日(3月2日)23時オンエアです。
※関連動画
Battle of Tsushima (YouTube)
※追記
今、日本の右派の皆さんは、トランプがゼレンスキー大統領に激怒したことに拍手喝采しているようだが、それでいいのかね?
ウクライナは侵略してきたロシアと戦っている国だぞ。
小国が大国に必死に抵抗しているんだぞ。
まさに日露戦争の日本と同じではないか?
強い者に尻尾を振る日本人に明治の英霊たちは嘆いているよ。
三島由紀夫も西部邁も怒ってるだろうな。
僕は今の愛国保守の皆さんのインチキを感じてしまうのである。
坂の上の雲は、たまにチラチラ見ている程度ですが、登場人物が誰も彼もカッコよすぎて「ホントかよ」と思ってしまいます。
ポーツマスの旗も、石坂浩二の小村寿太郎はカッコいいのですが、それでも「勝利と言える体裁を何とか整えるのに苦労してあがいていた」という感じでした。
わたしは個人的には、日露戦争は日本の勝利だとは思っておらず、アメリカの仲介で「逃げ切った」と思っているので、石坂浩二の小村寿太郎の方がリアルと思えてしまいます。
いつもありがとうございます。
>日露戦争は日本の勝利だとは思っておらず、アメリカの仲介で「逃げ切った」と思っている
僕も同じ歴史認識です。
おっしゃるとおり、小村寿太郎→ポーツマス条約を不服→小村バッシングと日比谷焼討ち事件までが日露戦争だと思っています。
この描写は、次回の9日の『坂の上の雲』でも描かれますよね。
竹中直人さんの小村寿太郎は、まさにネズミ外交官に相応しい風貌でした。
………………………………
あとは明治の指導者たちは戦争を終わらせることを考えて戦争を始めたこと。
開戦前に伊藤博文はルーズベルトと同級生だった金子堅太郎をアメリカに派遣しました。
この金子堅太郎の派遣がアメリカの調停に繋がったんですよね。
これに比べて太平洋戦争の指導者たちは……。
負けそうになってソ連に調停を求めて断わられる始末……。
挙げ句の果てに一億玉砕……。
現在のウクライナ戦争も調停者が出て来てほしいのですが、トルコ、フランスなどどれも上手く行かず、アメリカが乗り出してきたと思ったらレアアースを寄こせとか利権絡みなんですよね。
ポーツマス条約を不服→民衆がポーツマス条約の結果に不満・激怒