政府が「重症者」および「重症リスクの高い人」以外を原則自宅療養にする方針を決定した。
これの問題点はふたつ。
・「重症者リスクの高い人」の基準は何か?
誰がどう判断するのか? これって事実上のトリアージュ(患者選別)?
・「中等症の患者」は入院対象にならないのか?
中等症って重症じゃない感じがするけど、実際は大変なんだよな……。
中等症1~肺炎&呼吸困難。
中等症2~自力呼吸ができず酸素吸入が必要。

まずいな。
現状では「中等症患者の入院はむずかしい」と腹を括った方がいい。
中等症患者は自宅で、のたうちまわることになる。
政府や東京都のメッセージはそういうことだ。
東京都の自宅療養者は2日時点で、12,161人(1ヶ月前の12倍)。
保健所の電話などでの健康観察も限界に来ているらしい。
罹ったら血中の酸素濃度を測るパルスオキシメーターとか貸してくれるのかね?
こう書くと、「不安を煽るな」って言われそうだけど、現実はこういうことじゃないの?
これが「医療崩壊」ってことじゃないの?
…………………………………
こんな中、アスリートの方には申し訳ないけど、
オリンピックのニュースで彼らの満面の笑みを見たりすると、萎える。
平時ならともかくこんな状況下、スポーツで元気や勇気をもらえません。
茂木健一郎や猪瀬直樹はツイッターで、
読売の世論調査(オリンピックをやってよかった~77%)を引用して、
「やっぱり五輪をやって正解」
「日本人はやわらかい心を持っている」
と発言。
何かすごく腹が立つんだけど。
彼らは上の現実を見ているのか?
これを指摘すると、彼らは「五輪と感染拡大に関係はない」って言うんだよな。
菅義偉も記者会見で同じことを言ってた。
読売新聞も社説で「関係がない」って言いやがった。
だったら、そのファクトを出せよ。
オリンピックはたかだか2週間のイベントで、今週8日には終了する。
今はメダルラッシュで高揚しているかもしれないが、そんなものは一時的な気分。
ただのお祭りで、時が経てば、たちまち霧散する。
もし、このまま感染拡大が続けば、高揚感など吹き飛んで、とんでもない現実を見ることになる。
一時的な高揚感のために、その後、何ヶ月も苦しまなくてはならないのか?
まあ、猪瀬直樹が政治的立場からこう語るのはわからなくもない。
だが茂木健一郎は脳科学者なんだろう。
人間の感情や気分なんて頼りないことをわかっているはず。
「コロナはただの風邪」
「欧米と比べれば、さざ波」
「若者は軽症で済む」
「感染3000人でも死者はゼロ」
「感染者ではなく重症者で考えるべきだ」
「インフルエンザも自宅療養している」
という発言も散見するけど、これって罪だよな。
これで人々の気が緩む。
街は人でいっぱい。
これらの発言を「正常性バイアス」っていうんだろうけど、
もし彼らの言うことが本当なら、マスクなんかせずに自由に活動しよう!
でもコロナに罹って、家でのたうちまわりたくないんだよな。
仮に入院できたとしても、人工呼吸器を気管に突っ込まれる。
仕事もできなくなるし、人によっては味覚障害などの後遺症もあるらしいし。
※関連記事
入院患者以外は原則自宅 政府、宿泊療養を限定 感染増加地域(毎日新聞)
これの問題点はふたつ。
・「重症者リスクの高い人」の基準は何か?
誰がどう判断するのか? これって事実上のトリアージュ(患者選別)?
・「中等症の患者」は入院対象にならないのか?
中等症って重症じゃない感じがするけど、実際は大変なんだよな……。
中等症1~肺炎&呼吸困難。
中等症2~自力呼吸ができず酸素吸入が必要。

まずいな。
現状では「中等症患者の入院はむずかしい」と腹を括った方がいい。
中等症患者は自宅で、のたうちまわることになる。
政府や東京都のメッセージはそういうことだ。
東京都の自宅療養者は2日時点で、12,161人(1ヶ月前の12倍)。
保健所の電話などでの健康観察も限界に来ているらしい。
罹ったら血中の酸素濃度を測るパルスオキシメーターとか貸してくれるのかね?
こう書くと、「不安を煽るな」って言われそうだけど、現実はこういうことじゃないの?
これが「医療崩壊」ってことじゃないの?
…………………………………
こんな中、アスリートの方には申し訳ないけど、
オリンピックのニュースで彼らの満面の笑みを見たりすると、萎える。
平時ならともかくこんな状況下、スポーツで元気や勇気をもらえません。
茂木健一郎や猪瀬直樹はツイッターで、
読売の世論調査(オリンピックをやってよかった~77%)を引用して、
「やっぱり五輪をやって正解」
「日本人はやわらかい心を持っている」
と発言。
何かすごく腹が立つんだけど。
彼らは上の現実を見ているのか?
これを指摘すると、彼らは「五輪と感染拡大に関係はない」って言うんだよな。
菅義偉も記者会見で同じことを言ってた。
読売新聞も社説で「関係がない」って言いやがった。
だったら、そのファクトを出せよ。
オリンピックはたかだか2週間のイベントで、今週8日には終了する。
今はメダルラッシュで高揚しているかもしれないが、そんなものは一時的な気分。
ただのお祭りで、時が経てば、たちまち霧散する。
もし、このまま感染拡大が続けば、高揚感など吹き飛んで、とんでもない現実を見ることになる。
一時的な高揚感のために、その後、何ヶ月も苦しまなくてはならないのか?
まあ、猪瀬直樹が政治的立場からこう語るのはわからなくもない。
だが茂木健一郎は脳科学者なんだろう。
人間の感情や気分なんて頼りないことをわかっているはず。
「コロナはただの風邪」
「欧米と比べれば、さざ波」
「若者は軽症で済む」
「感染3000人でも死者はゼロ」
「感染者ではなく重症者で考えるべきだ」
「インフルエンザも自宅療養している」
という発言も散見するけど、これって罪だよな。
これで人々の気が緩む。
街は人でいっぱい。
これらの発言を「正常性バイアス」っていうんだろうけど、
もし彼らの言うことが本当なら、マスクなんかせずに自由に活動しよう!
でもコロナに罹って、家でのたうちまわりたくないんだよな。
仮に入院できたとしても、人工呼吸器を気管に突っ込まれる。
仕事もできなくなるし、人によっては味覚障害などの後遺症もあるらしいし。
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