平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

エール 第4週~文通が育む恋! ファ~ンタスティックな音楽を創造できる人は文章もハートもビューティフル!

2020年04月25日 | その他ドラマ
 文通で育む恋!
 御手洗先生(古川雄大)は音(二階堂ふみ)に来た手紙を読んで叫ぶ。

「まあぁ、ロマ~ンチック!
『いかにふたりの間が離れていても心は結ばれています。
 将来、日本楽団、否、世界楽団のトップに進む楽人になりましょう。
 今後、作曲するすべてをあなたに捧げます』
 やはりファ~ンタスティックな音楽を創造できる人は文章もハートもビューティフル!
 あなた、いい人と出会ったわ」

 御手洗先生、面白すぎ!
 何しろ「ミュージックティ」だもんな(笑)

 裕一(窪田正孝)はほんと芸術家でピュア!
 だって手紙だけで恋愛に突っ走れるんですよ!
 こういう文面はベートーヴェンの手紙とかに見られるけど、
 ベートーヴェンは18世紀・19世紀の人。古典派・ロマン派の音楽家。
 まあ、大正デモクラシーはこういう時代なのかな?
 明治の呪縛から解放されて、人々が人生を謳歌し始めた時代!

 溢れる情熱!
 抑えられない想い!
 ほとばしるドーパミン!
 恋をして音楽の着想が次々と浮かんで来る!
 一般人には「のぼせ上がっている」としか見えないが、
 芸術家にとって、恋と作品は切り離すことの出来ない両輪!
 どちらかが回らなくなったら動けない。あるいは迷走する。

 面白いキャラを設定しましたね。
 文通で恋を育むというのもいい。

 ヒロインの音はどちらかと言うと常識人だが、文通で熱くなってしまうような感性も持っている。
 芯があって力強いから、現実不適応の裕一とはいいコンビになりそう。

 さて次週、ふたりは出会って、どのような反応を見せるのか?
 ………

 そして三姉妹。
 最近の朝ドラは『三姉妹』がよく設定される。
『まんぷく』
『なつぞら』→なつを入れれば三姉妹
『スカーレット』
 おそらく三姉妹が一番バランスがいいのだろう。

 今作も
 結婚と恋愛願望が強い長女・吟( 松井玲奈)。
 自分の想いに突っ走るヒロイン・音。
 文学少女で鋭い分析をする三女・梅(森七菜)。

 個性豊かな、いい感じのバランスだ。
 彼女たちが繰り広げる恋愛ガールズトークは楽しい。
 三姉妹がうまく機能すると作品は良くなる。

 人の個性や考え方はさまざま。
 オーケストラの楽器のようにそれぞれの音色を奏でる。
 これらが合わさった時、美しいハーモニーも生まれれば不協和音も生まれる。

 さて、今作はどんな曲を披露してくれるのだろう。

コメント (2)
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