2015年の紅白歌合戦!
ネットで注目されていたのは、紅組司会の綾瀬はるかさんが、どれだけトチるか。
それで、8時台のネットニュースでは、『綾瀬はるか、ここまで失敗なし』(笑)
土屋太鳳さんは小柄なんですね。
綾瀬はるか、長澤まさみ、有村架純、土屋太鳳、と女優4人が並んだ時、一番小さかった。
有村架純さんは紅白で審査員として出演か。
『あまちゃん』の時は、能年玲奈さんが主役で、有村さんは脇役だったんですけどね。
最終的に、現在、活躍しているのは有村さん。
あるいは、もっと脇役だった足立梨花さん。
ブレイクするかしないかの基準って、本当にわからないですよね。
主役になったからといって売れるとは限らない。
さて、ネットで大きく注目を浴び、再ブレイクを果たしたのが、小林幸子さん!
ボカロの「千本桜」を歌って、巨大な小林幸子が出て来ると、

すごいなぁ、小林幸子さん、吹っ切れてる!
ここまで来ると、完全にパンク!
NHKの演出も、がんばった!
メガ幸子だけでなく、ニコニコ動画で流れる、右から左に横に流れていくコメント、「弾幕」が登場!
頭の硬いNHKがよくやったなぁ。
天下のNHKがニコ動を取り入れたんですよ。
ある意味、テレビがニコニコ動画に敗北した瞬間かもしれない。
一方、メガ幸子+弾幕をやられたら、他の歌手は太刀打ちできないだろう。
ありふれた小賢しい演出など簡単に吹き飛んでしまう。
唯一、これに対抗したのが、美輪明宏さん。
美輪さんは、まわりをすべて暗くしてすべての背景をなくし、過度の演出もなく、歌だけで勝負した。
美輪さん本人も、テレビのdボタンの情報画面で「歌だけで観客に届けたい」といった主旨のことを語っていたが、もしかしたら小林幸子さんを意識しての発言なのかもしれない。
小林幸子VS美輪明宏
これは、デジタル対アナログの対決でしたね。
対決と言えば、裏では、既存勢力とネットとオタクカルチャーの対決も。
既存勢力とは、芸能界の大手事務所バーニングプロ。
情報サイト・リテラに拠れば、小林幸子さんはバーニングプロから独立して個人事務所を設立したため、その怒りを買い、さまざまな妨害を受けて、歌手生命を絶たれる寸前だったらしい。
そんな小林さんが活路を見出したのが、ネットとオタクカルチャー。
もともと巨大衣装などで「ラスボス」のようだとオタク人気のあった小林さんは、そのニーズを受け、ニコニコ動画で「歌ってみた」を投稿した。
その結果は、わずか2日で100万回再生!
13年の大みそかにニコニコ生放送で『ラスボス小林幸子による年越しライブ&カウントダウン』を配信すると、番組の総来場者数は85万4946人、総コメント数は26万7167コメント!
14年夏のコミケには、「5884組」(こばやしぐみ)のという名で一般参加し、人気ボーカロイド曲をカバーしたアルバム『さちさちにしてあげる♪』を自ら手売りして、即完売!
これを買うためにファンがつくった列は何と1キロ!
15年夏コミでも、ミニアルバム『さちへんげ』を2時間40分で完売!
小林幸子の復活には、このような背景があったのだ。
この小林幸子復活は、クリエイターが世に出ていくためのひとつのモデルですね。
今までは、事務所や放送局や出版社の力を借りなければ、認められるのが難しかった。
それはオリンピックエンブレム問題で、大手広告代理店との癒着が指摘された佐野研二郎氏などが良い例。
ところが今はネットがあって、個人がさまざまなことを発信できるし、面白ければ、それはあっと言う間に拡散する。
というわけで、2016年、エンタテインメントの世界は新しいステージに入りましたね。
既存のメディアや既存の勢力は、今のままだと新しい動きに押し潰される。
今回の小林幸子復活は、その象徴!
これからも新しいさまざまな表現者が出てきてほしいものです。
すぐに削除されるかもしれませんが、ラスボスのパフォーマンスを見たい方はこちらへ
紅白歌合戦 小林幸子「千本桜」(Youtube)
※参照記事
ボカロ曲にニコ動的弾幕で復活。芸能界のドンの圧力に耐えて(リテラ)
ネットで注目されていたのは、紅組司会の綾瀬はるかさんが、どれだけトチるか。
それで、8時台のネットニュースでは、『綾瀬はるか、ここまで失敗なし』(笑)
土屋太鳳さんは小柄なんですね。
綾瀬はるか、長澤まさみ、有村架純、土屋太鳳、と女優4人が並んだ時、一番小さかった。
有村架純さんは紅白で審査員として出演か。
『あまちゃん』の時は、能年玲奈さんが主役で、有村さんは脇役だったんですけどね。
最終的に、現在、活躍しているのは有村さん。
あるいは、もっと脇役だった足立梨花さん。
ブレイクするかしないかの基準って、本当にわからないですよね。
主役になったからといって売れるとは限らない。
さて、ネットで大きく注目を浴び、再ブレイクを果たしたのが、小林幸子さん!
ボカロの「千本桜」を歌って、巨大な小林幸子が出て来ると、

すごいなぁ、小林幸子さん、吹っ切れてる!
ここまで来ると、完全にパンク!
NHKの演出も、がんばった!
メガ幸子だけでなく、ニコニコ動画で流れる、右から左に横に流れていくコメント、「弾幕」が登場!
頭の硬いNHKがよくやったなぁ。
天下のNHKがニコ動を取り入れたんですよ。
ある意味、テレビがニコニコ動画に敗北した瞬間かもしれない。
一方、メガ幸子+弾幕をやられたら、他の歌手は太刀打ちできないだろう。
ありふれた小賢しい演出など簡単に吹き飛んでしまう。
唯一、これに対抗したのが、美輪明宏さん。
美輪さんは、まわりをすべて暗くしてすべての背景をなくし、過度の演出もなく、歌だけで勝負した。
美輪さん本人も、テレビのdボタンの情報画面で「歌だけで観客に届けたい」といった主旨のことを語っていたが、もしかしたら小林幸子さんを意識しての発言なのかもしれない。
小林幸子VS美輪明宏
これは、デジタル対アナログの対決でしたね。
対決と言えば、裏では、既存勢力とネットとオタクカルチャーの対決も。
既存勢力とは、芸能界の大手事務所バーニングプロ。
情報サイト・リテラに拠れば、小林幸子さんはバーニングプロから独立して個人事務所を設立したため、その怒りを買い、さまざまな妨害を受けて、歌手生命を絶たれる寸前だったらしい。
そんな小林さんが活路を見出したのが、ネットとオタクカルチャー。
もともと巨大衣装などで「ラスボス」のようだとオタク人気のあった小林さんは、そのニーズを受け、ニコニコ動画で「歌ってみた」を投稿した。
その結果は、わずか2日で100万回再生!
13年の大みそかにニコニコ生放送で『ラスボス小林幸子による年越しライブ&カウントダウン』を配信すると、番組の総来場者数は85万4946人、総コメント数は26万7167コメント!
14年夏のコミケには、「5884組」(こばやしぐみ)のという名で一般参加し、人気ボーカロイド曲をカバーしたアルバム『さちさちにしてあげる♪』を自ら手売りして、即完売!
これを買うためにファンがつくった列は何と1キロ!
15年夏コミでも、ミニアルバム『さちへんげ』を2時間40分で完売!
小林幸子の復活には、このような背景があったのだ。
この小林幸子復活は、クリエイターが世に出ていくためのひとつのモデルですね。
今までは、事務所や放送局や出版社の力を借りなければ、認められるのが難しかった。
それはオリンピックエンブレム問題で、大手広告代理店との癒着が指摘された佐野研二郎氏などが良い例。
ところが今はネットがあって、個人がさまざまなことを発信できるし、面白ければ、それはあっと言う間に拡散する。
というわけで、2016年、エンタテインメントの世界は新しいステージに入りましたね。
既存のメディアや既存の勢力は、今のままだと新しい動きに押し潰される。
今回の小林幸子復活は、その象徴!
これからも新しいさまざまな表現者が出てきてほしいものです。
すぐに削除されるかもしれませんが、ラスボスのパフォーマンスを見たい方はこちらへ
紅白歌合戦 小林幸子「千本桜」(Youtube)
※参照記事
ボカロ曲にニコ動的弾幕で復活。芸能界のドンの圧力に耐えて(リテラ)