実写版「SPACE BATTLESHIP ヤマト」。
どうしてもアニメ版との比較をしていまうのだが、木村拓哉さんと黒木メイサさんの古代進と森雪はあんな感じかな。
主人公とヒロイン、やはり華がある木村さんと黒木さんは外せない。
意外とハマっていたのが、真田さんの柳葉敏郎さんと徳川機関長の西田敏行さん。アニメ版と雰囲気がそっくり!
上手い裏切り方をしていたのが、医者の佐渡先生の高島礼子さんとロボットのアナライザー。
高島さんが一升瓶で酒を飲む姿はなかなか様になる。
アナライザーも最初は「おやっ?」と思ったが、クライマックスでの活躍は「おおっ!」
そして、沖田十三艦長役の山崎努さん。
ここでは、山崎節が炸裂。
決して、アニメの沖田に合わせようとしたり、似せようとしたりない。
特に山崎さんらしいのは、エンディングでも使われていた沖田が照れたように笑うシーン。
艦長代理となった古代が戦闘前に「この船は沖田艦長の船だ」みたいな恥ずかしい演説をした時、沖田は照れてはにかむ。
「おいおい、そんな恥ずかしいことを言うなよ」みたいな山崎さんの照れが見え隠れする。
いいなぁ、こういう演技。
話は逸れるが、実写版の「あしたのジョー」。
予告CMしか見ていないので何とも言えないが、香川照之さんが演じた丹下段平はどうだったのだろう?
眼帯をかけ顔に傷がある、漫画そっくりにしなくてもよかったような気がする。
変に似せようとするのではなく、素の顔で段平を演じても香川さんの演技力なら十分通用したのではないか。
話を「ヤマト」に戻すと、映像的には、「エイリアン」と「スターシップトルーパーズ」が加わった感じ。
アニメ版を見ている側としては、もっと艦隊戦を見たかったが、あれはあれでありか?
物語に関しては(以下、ネタバレ)
イスカンダルに行けば放射能除去装置(コスモクリーナー)が手に入るというヤマトの旅の目的が、沖田の考えた仮説・推論であったというのが素晴らしい。
もしかしたら放射能除去装置を手に入れられず、徒労に終わるかもしれないヤマトの旅。
それでも万が一の可能性に賭けて旅立つ。
普通、人は確証がなければなかなか重い腰をあげようとしないものだが、沖田はほとんどそれがないのに行動を開始する。困難な旅に挑む。
夢があるのに「自分なんて無理だ」と思って諦めている時は、ぜひこの何万分の一の可能性に賭ける沖田の姿勢を思い出したい。
閉塞した状況を突破するのは、可能性を信じて行動することなのだ。
これは極めて現代的なメッセージだと思う。
どうしてもアニメ版との比較をしていまうのだが、木村拓哉さんと黒木メイサさんの古代進と森雪はあんな感じかな。
主人公とヒロイン、やはり華がある木村さんと黒木さんは外せない。
意外とハマっていたのが、真田さんの柳葉敏郎さんと徳川機関長の西田敏行さん。アニメ版と雰囲気がそっくり!
上手い裏切り方をしていたのが、医者の佐渡先生の高島礼子さんとロボットのアナライザー。
高島さんが一升瓶で酒を飲む姿はなかなか様になる。
アナライザーも最初は「おやっ?」と思ったが、クライマックスでの活躍は「おおっ!」
そして、沖田十三艦長役の山崎努さん。
ここでは、山崎節が炸裂。
決して、アニメの沖田に合わせようとしたり、似せようとしたりない。
特に山崎さんらしいのは、エンディングでも使われていた沖田が照れたように笑うシーン。
艦長代理となった古代が戦闘前に「この船は沖田艦長の船だ」みたいな恥ずかしい演説をした時、沖田は照れてはにかむ。
「おいおい、そんな恥ずかしいことを言うなよ」みたいな山崎さんの照れが見え隠れする。
いいなぁ、こういう演技。
話は逸れるが、実写版の「あしたのジョー」。
予告CMしか見ていないので何とも言えないが、香川照之さんが演じた丹下段平はどうだったのだろう?
眼帯をかけ顔に傷がある、漫画そっくりにしなくてもよかったような気がする。
変に似せようとするのではなく、素の顔で段平を演じても香川さんの演技力なら十分通用したのではないか。
話を「ヤマト」に戻すと、映像的には、「エイリアン」と「スターシップトルーパーズ」が加わった感じ。
アニメ版を見ている側としては、もっと艦隊戦を見たかったが、あれはあれでありか?
物語に関しては(以下、ネタバレ)
イスカンダルに行けば放射能除去装置(コスモクリーナー)が手に入るというヤマトの旅の目的が、沖田の考えた仮説・推論であったというのが素晴らしい。
もしかしたら放射能除去装置を手に入れられず、徒労に終わるかもしれないヤマトの旅。
それでも万が一の可能性に賭けて旅立つ。
普通、人は確証がなければなかなか重い腰をあげようとしないものだが、沖田はほとんどそれがないのに行動を開始する。困難な旅に挑む。
夢があるのに「自分なんて無理だ」と思って諦めている時は、ぜひこの何万分の一の可能性に賭ける沖田の姿勢を思い出したい。
閉塞した状況を突破するのは、可能性を信じて行動することなのだ。
これは極めて現代的なメッセージだと思う。