地域縁尽倶楽部 なになに寫眞帳

ちいきエンジン倶楽部のブログへ ようこそ!
ご来場いただき ありがとうございま~す。(^^♪

街角風景~チェロのモニュメント

2016-02-16 09:17:00 | 日記
イメージ 1


 宮澤賢治の「セロ弾きのゴーシュ」のモニュメント…がある なかなか良い雰囲気の街角風景。
 この際余計なお世話ながら 勝手な寓話解釈を…いくら練習しても主人公ゴーシュはチェロ演奏がうまくならない。時を忘れ 我を忘れて「ごうごう がぁがぁ」と懸命に練習するのだが…。
 やがて 自宅に小動物が現れ 次々にリクエストをしてくる。実はその猛練習が動物たちの病気を治していることを 後になって野ネズミのお母さんから知らされ 野ネズミの子の病気も治してしまう。おっかさんは大々感謝。さらに所属楽団の演奏会も大成功して 万々歳。
 人の役に立ち 心が通うということは 結果自分に返ってきて 飛躍的な成長と自分ではみえてなかった自己発見があるのだという感動の物語。 …だったのか…と(最近になって…)腑に落ちました。
 人の気持ちになって考えることができる…こと自体 たいへんな能力だ。賢治さんは そのことをあの若さで すでに解っていたということになる。天才だぁ~~~!。もしかして あのチェロの中に野ネズミの子が隠れている かもしれない…もう一度春にしっかりのぞきに行くこととしたい。


     「木菟(みみずく)鳴くや力尽くして粥食へば:目迫秩父」

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

街角風景~眺望復活

2016-02-14 09:39:00 | 日記
イメージ 1


 盛岡城跡公園周辺には バブル期にボンボン高いビルが立ち並び 昭和初期までの盛岡風景は 絶滅?状態でありました。ひたすらコンクリートの耐用年数が過ぎるのをジッと長い間待っていましたが ついに 手前のデカいビルの解体が終って視界が開け 長生きも おつなもんだと思うのだった。
 束の間でも ここで子供のころ見ていた風景を充分楽しんでおくこととしたい。啄木はかって「不来方のお城の草に寝ころびて空に吸われし十五の心」と詠んだが せめて 至る平成二十八年の齢(よわい)の心を刻んでおきたいもんだ。と…思ったけれど 雪解けで地面はぐじゃぐじゃ…それどころではなかったのでした。…早すぎた。



     「木を倒す音静まりし冬の山:星野立子」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

街角風景~あの山のやうに

2016-02-11 09:18:00 | 日記
イメージ 1


 高村光太郎の「岩手山の肩」の詩に…一部抜粋…「 …あの山のやうに 君らは も一度 天地に立て。」と強烈なメッセージの詩がある。まことに残念ながら どっかでどう間違ったか 光太郎先生の教えに沿った「あの山のやうに」は 気持ちだけで 頭と体がまったく ついていけません。まったく いけません。
 しかし 時々顔を見せてくれる御山から励まされることが最近多く それを言葉にすること自体が さぼり過ぎが禍し 至難なことなのです。
 今季はタイミングにも恵まれせんでしたが 2月初旬には写真のような感じの 雄大な姿を見せてくれました。ちょうど雲の陰影が大空を飛翔するコンドルのようにも見えて とても感動的でした。
(自分だけでしょうね?東北でコンドル? かなり妙な発想…。)
 晴れた冬の空の下 「♪…母が待つ大地 父が眠る大地 孤独かかえて 愛の意味を知る…♪」曲名「魂をコンドルにのせて」 作詩:宮沢和史・アルベルト城間 の歌がピッタリの絵ではないだろうか?(…この選曲もまた 世界でひとりだけ?の勝手な発想でした。)
…本日は 大震災の月命日 自分にできることは鎮魂を祈るしかない あの歌のやうに。
      「春あさく来て居り庭にけふの雲:原 石鼎」

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

街角風景~肥満桜

2016-02-09 09:26:00 | 日記
イメージ 1


 決して好きでこうなった訳でもないでしょう。散歩道のフェンスからお腹がはみ出た恰好で窮屈そう。わが姿にも局部的にやや似ていて 失礼ながらつい笑ってしまった。(…その後誰もいなかったかこっそり周りを確認…セーフ!)
 誰もサボッた訳でもなく自然の成り行きの姿とは思うが ここはひとつ 人間さまが少~し譲ってもイイ感じ。桜さまにとっては この場所は日当たりの良い一等地の様子で いたって枝ぶりのよい姿を見せてくれている。
 開花の時期が待ち遠しい。笑っていいやら…同情していいやら…おおいに 写ん歩子 動揺する… のでした。
            「一本の木がありそこに春があり:角川春樹」

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

街角風景~ホバリング

2016-02-07 09:38:00 | 日記

イメージ 1



 盛岡の街上空に 朝から日没前までの長時間 一基のヘリが空中にジッとしていた。気にしだすと木造の安普請には 相当ダメージの大きい音である。こんな田舎の街で… まるで「地獄の黙示録」のような異様な雰囲気。
 上空でなにかが始まり警戒警報でも出ているのかなと思ったが どうやら全国の先生方が集合する大会の警備と監視の感じがする。確かに最新の装置なら すべての動向を詳細に把握し 合理的な警備ができるのかもしれない。街中では 拡声器搭載のカーキ色の車両や回転灯の付いた白黒の車両をけっこう見かけた。
 …はたして みんなでどれだけガソリンを消耗するんだろう?この温暖化のきびしい時代に…と思う。エネルギーの使い方にもっと集中して工夫をこらすべきだ。
 例えば…天気予報の最低気温予測自体は案外信頼できるので その情報と水道の元栓の開け締めを自動同期させるというのは?…あれだけの断水騒動も回避できそうだし…北国では相当活躍が期待できるのだが…。

 騒いでいるわりに そういう奇抜な発想もまったくなさそう…です。ダメか。
     「如月の大風に鳶鳴きにけり:富田木歩」

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする