地域縁尽倶楽部 なになに寫眞帳

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街角風景~空木

2019-06-27 18:54:01 | 日記
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 今頃 列島に台風が近づくのも…珍しいのではないだろうか。南の地方では 水不足が深刻で田植えもままならないところもあるらしいのに。一方 北の東北では ほぼ圃場作業は終わって ひと段落。前線位置からも 変な梅雨入りの感じがする。
 庭のウツギも 咲いては散りの繰り返しで ほぼ一ヵ月は持っていた。今日午後になって 曇天からシトシト雨粒が落ちて来て 夕刻には本降りになった。ウツギの花も観念の時が迫りつつあるようだ。あんまり降らないで欲しいな…と都合のいい気持が湧く。
 …色は匂へど 散りぬるを…世相の騒ぎと天候の悪化で いささか安らかな心境が乱れつつあるのであった。あっという間に六月が過ぎゆく…。
       「暁けの雲一気に去りぬ花うつぎ:桂 信子」

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街角風景~あら!バラ…

2019-06-24 15:48:09 | 日記
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 先日 よそのお庭で ツツジの満開の写真を撮った後 拙宅の垣根にあった貧相な(…と思い込んでいた)小バラが 気まぐれにも 今年はたくさん花をつけた。
 2~3日チラチラ様子を窺っていたが なんとなく満開に向かって頑張っている様子なのである。この辺は 家人の縄張りの支配下で 下手に手を出すと 獄門さらし首になりかねない。…なにか仕掛けをしたのか? 珍しく 綺麗に咲き乱れているではないか。いよいよ正念場と覚悟が定まったのか?!
 何か気の利いたほめ言葉がないか と考えているうちに 色あせてしまいそうだから こっそり静かに一枚撮っておいてやろう…と ひとり上から目線での 一枚なり…

で…タイトルを あら!バラが咲いた とした。
       「夕風や白薔薇の花皆動く:正岡子規」

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街角風景~せんべい

2019-06-20 17:13:15 | 日記
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 この辺の「南部せんべい」由来は 諸説ある中で ひいき目採用ながら… 時代は建徳の大昔 長慶天皇(南朝)が陸奥にお出での際 日暮れて夕食の用意も出来ずお困りになられたおり 一行中の赤松某氏が そば粉を練って火にかけ胡麻をふりかけ奉ったところ その風味をことのほか愛でられた と云う伝説がある。
関連記事履歴(2018.11.5)
           https://blogs.yahoo.co.jp/enjin1515/archive/2018/11/5
 現代でもその原材料構成は いたってシンプル。小麦粉+胡麻+塩+ふくらし粉(膨張剤)…で 特にせんべい屋さん直売の手焼きモノは胡麻も香ばしくて 美味い!の一言に尽きる。それぞれの原材料も地産のものにこだわっていれば 茅ぶきの大きな屋敷の雰囲気や太陽の匂いがしてくるようで それが長く好まれてきている理由なのだろう。(一般家庭で作るのは やや無理)
 それにつけても…頬張ったせんべいの 割れる時に発するバリバリ音や香りも味わいの大切な醍醐味なので…歯が丈夫でないと…この伝説にあるような風味の発見は なかった?カモしれない。ナ。(当時 歯医者があったのか…。ナ?)
   「馬酔木咲く鹿のせんべい食べてみる:長谷川かな女」(「花寂び」より)

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街角風景~ツツジ

2019-06-17 10:37:53 | 日記
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 郊外の田圃には水が入り田植えもほぼおわり あちこちのツツジも満開になった途端…雨降りがやってきて梅雨入り。
 手元には ウイルスバスター契約満期の鬱陶しいお知らせも…やってきた。3年前契約し あっという間にまもなく終了する。
 今後どうするか?の迷いはないが 三年間なにか進歩あったかなぁ~と振り返ると寂しくなる。写真も文章もイマイチ以下で一歩も進んだ感が ない。もっともWEBへの動機は気楽な好奇心だけであったので そもそもの目標は 初心者のお勉強であった。
 …ということで…基本操作も習慣化でき ウイルスは怖いものだとも知って 少しは気持ちに前向きの欲が出てきた…という処かな?ネット中毒ではないが 現在のもうやめられない状況は 良いことかも…とも 思えるのでした。
 ま 極めて厳しい年金環境に抗して どこまでやれるか 少しだけ意地を張ってみるのも 風まかせながら面白いカモしれない。
 蛇足:このツツジ ひと様の日当たり良好の花壇にて遭遇…どうやればこんなに一斉に咲かせられるのか?と思っての 衝動的無断撮影なり。
        「山つつじ照る只中に田を墾(ヒラ)く:飯田龍太」

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街角風景~青葉

2019-06-14 16:23:04 | 日記
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 晴れた日の周辺の山々の色合いが 落ち着いた緑へと変化し始め 山肌に陽がさすと 美しさに目を奪われ うっとり眺めてしまう。ドイツトウヒの若葉も すこしづつ 大人びた一人前の針葉の形になりながら どこか初々しさがまぶしい。
 遠い昔 学校に入りたての頃の 何にも知らない自分のようで その情景にぴったりの言葉を探しているうちに 日が暮れてしまう。
 凡庸ながら…青葉の一語でいいのかもしれない。…もっとも その後かなり時間が過ぎても 不勉強がたたり脳内は相も変わらず青葉のまま…のつもりなのだが…枯れる寸前で言葉が出ない…というのが 冷酷なる現実なのでしょう。
 でも…木々や山々の尊さを知ることができたのは 安寧に時間を経られたおかげではある かもしれない。
       「青葉して針箱の中貝釦(ボタン):中山純子」

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