テレビ番組はほぼ冬季五輪で満杯。何とはなしに見ていたが
ゴール100m寸前での暗転(女子団体パシュート転倒)シーンは
血の気が失せた。
本人にすれば悔しくて悔しくて一生泣くに泣けないだろう‥
と思うと テレビ観戦の傍観者?でも 頭が真っ白となった。
高度な技術を備えたアスリートだから 髪の毛一本の隙に魔
物が侵入し 足を引っ張ったのだろう と想像するしかない。
比較にはならないが 過去に某資格試験を3回落第して自分
に愛想が尽き断念した。試験問題で 時間内にやっと辿り着い
た最後付近の設問に 何々について何文字以内で述べよ の文
章作成の問いがあって その際は キーワードをありったけ並べて
から 出題者の要求するポイントを突いた解答文章を考えた。
その途端‥見栄を張り過ぎるのか 頭の中が真っ白になり‥
結局 時間切れでアウト!となって いつもダメなのであった。
直前転倒の某選手へ 労いの言葉を発する資格はないけれど
たいがいの人々は 先祖代々 様々「暗転」現象を経験し 誤
魔化しも含め ほどほどに乗り越えたので 今の命がある‥の
ではないか?と思った次第。(真面目なずぼらも策のうち)
蛇足:体調によっては時々夢に出る暗転‥ブラッシュバックの一種?
「みちのくの町はいぶせき氷柱かな:山口青邨」
(蛇足:いぶせき(し)=うっとうしい?)