地域縁尽倶楽部 なになに寫眞帳

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街角風景~冬木立

2017-01-31 10:18:42 | 日記

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 身に着けるものをすべてさっぱり落とし 冷たい冬の風をかわしている。
 今月の最終日にあたり ここ一ヵ月の反省などなどを含め凝縮し 象徴する写真として 感謝の気持ちも含め?「何もなくなった」姿の写真といたしました。相変わらずの侘しい写真で失礼いたします。
 正直 寒さもそろそろいい加減にしてほしく(飽きた!?) 早くお花が咲く季節になってほしい…という気持ちでいっぱい…です。

 来月も また (やや暗く)つづく…のつもりです。ハイ
      「根もとよりおのがしじまの大冬木:長谷川素逝」

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街角風景~一里塚跡

2017-01-28 10:50:20 | 日記

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 盛岡城下の鍛冶町(カジチョウ)は 奥州道中(街道)筋の宿駅。慶長期(1596-1615)築造とみられるここの塚跡地は 南部藩のすべての道の…起点であった。江戸の日本橋からは139番目の一里塚となる。
 伝えでは もともと石の元標(MileStone)があったというが 文化年代(1804-)初頭(間宮林蔵の北方探検の頃か?)に撤去されたらしい(理由不明)。今はこの石碑と
背景にはマンション風の建物がある。
 藩政時代の駅所があって 人や馬が行き交う当時の流通の拠点であったというから その頃を妄想しながらゆっくり散策すると ちょんまげを頭に乗っけて 自然に胸を張って歩くようになるから いや不思議…単純にパスク・ロマーナ気取りで自己陶酔してるだけ…であります。
      「茶を汲めば風音遠し古暦:鷲谷七菜子」

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街角風景~勇往邁進

2017-01-27 09:02:00 | 日記
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 稀勢の里の横綱昇格は 国技館での闘いの結果でもあり 正月らしく実に目出度い。朴訥な人柄で 真っ向勝負の姿勢が清々しく感動的でありました。テレビでは 地元のみなさんの 涙の笑顔が映し出されていたが さぞかし待ちわびたことか 感極まったのでありましょう。
 さて わが街の郷土力士の錦木さんは 悔しいことに また惨敗した。半端にせず もうちょっとデカい垂れ幕で応援しないと…いやいや贅沢はいまさら云うまい 欲を出さず ケガもなく そこそこにやってもらいたい。
 ただ…負けたら悔しくて~悔しくて~…惨めだろうなぁと思うと 負けない勝負というものはないものか…などと 心情的になって 逃げの一手を打て!と云いたくなるのでありました。
   「甲斐なしや後ろ見らるゝ負け相撲:白 雄」(季語は秋でした:ご容赦)

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街角風景~擬宝珠-2017

2017-01-25 09:31:00 | 日記

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 完璧すぎるとも思える曲線を 見るたびに「どうやって作ったのかなぁ?」と見入ってしまう。
 『南部史要 全』には 第十二世南部政行公」はかって吉野の行在所において後村上天皇に拝謁を許されたとき 春なのに鹿の鳴く声を聞いた。…中略…政行公すかさず『春霞秋立つ霧にまかはねは思ひわすれて鹿やなくらむ』と詠んだ。天皇はこれをお喜びになり…位と硯と加茂川橋欄の擬宝珠の写を下賜された云々…。が 長い時間を経て今 ここで いつも現物を見ることが出来る。
 銘文後段には「…源朝臣 利直」(補足:二十七世利直公-第二代南部藩主-1612年頃諸説あり) とある。後年賊臣とはいかがなものか。
 なお 戦時中 擬宝珠のみ国重要美術品に指定され金属特別回収の難を逃れたのは 後世にとって幸いだった。
       「冬青空わが魂を吸ふごとし:相馬遷子」

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街角風景~道路元標

2017-01-23 09:59:00 | 日記
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 日本国の道路の元標は東京・日本橋。旧道路法(大正8年公布)によって全国各市町村に設置され 写真のブツは盛岡市の元標。ついでながら…新道路法(昭和27年施行)によってその役目は終えている。
 それは 街中のど真ん中にありながら大ユリノキの下に目立たぬよう静かに佇んでいた。材質も文字も素晴らしいの一言に尽きる。
 これまで 知らずにこの前を何度通り過ぎてきたのだろうか。この標柱は ほぼ約百年も前から行き交う人々をジッと観ていたのか…と かじかんだんだ手をスリスリしながら これまでの百年とこれからの百年を思うと その文字は墓石に刻まれた文字の如くに なにかの暗号のようにも思えてくる。

 そんな訳はないが 時代の記憶が遠過去となりつつあるのは確か と思いました。
     「悴みてさらにその日のおもひだせず:久保田万太郎」
位置(参考)
https://www.google.co.jp/maps/@39.702488,141.154221,117m/data=!3m1!1e3

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