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今年の10月は大きな台風が3個も接近・上陸し 各地に大災害をもたらした。遠い
ながらも影響を受け 日本列島という巨大なお城もあわや落城かとも思われた。時間も
人も心細いが 束の間の晴れ間を最大限利用して 休む暇なく復旧を急がれたし と
願う。
そんな気持ちが街中の風景にも現れ あちこちで空にはクレーンの手が伸びていた。
デカいのは県庁で 本体の高さ60m越えをクレーン車が一発でカバーしペンキ塗り模
様。街路樹の手入れもいかに大切な作業か 風の猛威から再認識したばかりである。
当方の足下も あちこち手が回らないくらい老朽化で厳しいが 冬準備でバタバタ
と束の間の晴れ間にペンキ屋さんに屋根塗りをやってもらった。とりあえず うわべを
整えるだけでも 精いっぱいヘトヘトなのである。
今年は?なぜか?花を探す気持ちの余裕も優しさもない。…フム↑?これも歳のせいと
いうことか。
「露地の空優しくなりて紫苑咲く:古賀まり子」