地域縁尽倶楽部 なになに寫眞帳

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街角風景~予約席

2018-10-30 16:12:48 | 日記
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 宮澤賢治さんに関連するコンサート(カルテット編成による)へ出向き 感動しながら拝聴してきた。(参加無料・技量高級)
 会場は 賢治さんの学び舎だった学校の大講堂で あの時代を想起しつつ なかなか臨場感溢れた感慨深いものであった。
 そちら方面にも造詣はないのだけれど いつのまにか最後部に賢治さんの「予約席」が準備されていて…そうか もしかすると これは信仰に近い世界かも…と思いながら 帰路についた。
 楽しみ方の一つとして…「名残」を追い求めるのも有りと思うが 一つの結論を持つことしか許されない…ような気分になることには 一定の距離を置いときたい。
 個人的な逡巡や緊張と葛藤の経過を 素直に表現・吐露することは…それぞれの持ち時間の自由使用の範囲であろう。

 時間は過ぎ行くものであり 個々の人々は否応なく老いるもの…と思いつつ 早くも平成の30年10月末 ギリギリの投稿となりそうな気配であります。

         「老いぬれば蚊帳の別れも惜しまれて:富安風生」

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街角風景~小さなバラ

2018-10-23 10:05:52 | 日記
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 本日は暦の上で霜降。昨日22日の朝は グッと冷え込んで初霜が下り 峠筋ではマイナス2.8度を記録した。暦上では 現実とほぼ一致に なぜかホッとしてしまう。
 庭に一昨日まであったピンク色の小さなバラも 昨朝は消えて無くなっていた。
あの花は 唯一今年最後(平成最後?)の小庭の精気を保つ色彩だったのに…あとは… 一気に紅葉し 雪を待ってモノクロームの世界に…ということになる。
 その分 上空は雲も無く 抜けるような珍しい位の紺碧で 全国的にも稀にみる列島全域の「晴れ方」だったらしい。
 街外れの大きな池には すでに白鳥の第一便が飛来している模様。ほんとうに時間がバタバタ駆け抜けていくような昨今だ。たまには 街周辺をゆっくり散策してみたい…という 世の大変動の中での ささやかな願いも許されたい…と思うのだった。
          「冷かに壺をおきたり何も挿さず:安住 敦」

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街角風景~西洋風蝶草

2018-10-19 10:56:45 | 日記
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 実は…この写真 約一ヵ月前の撮影である。遠目に気が付いた時から 大雑把二か月は咲き続けていて…かなり気になってはいたが 名前が解らず調べようもなく(図鑑はざっと目を通したが)…一度お蔵入り…の一枚であった。
 ところが まさかハイカラな名前を知ってるわけがなさそうな(失礼!)顔見知りのおば(あ)ちゃんが教えてくれて 復活!したのである。その名は…くれ 御眼…ではなく 『クレオメ』。表題は和名であります。
 わたわた調べると 結構一般的な種類らしく…知らぬは当人ばかりなり…で 恥ずかしながら 罪滅ぼしの記録記載ということ で…す。
 さらに聞き込みをしたら 花咲く地蔵尊近くの 美容院のおかみさんが種を蒔いたらしいのである。純和風なお地蔵さんの脇端に 西洋風…?ハテ?と思ったが 開花期がかなり長く 次々に蕾が出て咲き 咲き始めは濃く 夕方には薄くなり…チョウチョが舞ってるみたいで…まるで花園のような咲き方らしく…な~るほど!と思ったのでした。
              「何事の心いそぎぞ秋の蝶:正岡子規」

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街角風景~カモシカ

2018-10-18 10:57:18 | 日記
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 正式名称は…ニホンカモシカで「鹿」ではない。ウシ・ヤギの仲間なそうで特別天然記念物。え?…物?なのかと ふと思う。角はオスにもメスにもあるとのこと。聞いたことはないが 鳴くそうである。
 秋日和の晴れた日に 遠野物語で有名な遠野郷へ所用でドライブした。市中心部にある鍋倉城という城跡に一人立ち寄り その公園内をうろうろした。ちょっとした小高い山で 老体には かなりきつく…徐々に必死の登山姿勢へ。
 歩くことしばらく…自分以外まったく人の気配がなかったのだが…なんとなく霊気も感じ…誰かに見られているような…気がした。

 するとすぐ近くの林の間から こちらをジッと観察している動物がいる!その瞬間の血圧急上昇は 相当なものであった(推定)だろう。半端に開いた口から声も出なかった。
 落ち着くのを待って 確か~遭遇対応のルールは…静かにその場を去る?だったが…つい欲が出てしまい 写真一枚ゴチになりました。なお 雄雌不明なり。
 
           「鳴く鹿のこゑのかぎりの山襖:飯田龍太」

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街角風景~未来

2018-10-14 18:28:05 | 日記
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 SF映画で見たことある墓碑銘のような… UFOへのメッセージの発信基地みたいな… 街の風景に真っ黒で巨大な物体が出現。と…ちょっと幼稚で大袈裟な表現ながら こうして あらためて覆いを掛けられた巨大マンションを見ると 遠い世界へテレポートした気分になる。
 「消費税増税」…という政策の法律用語自体が 権力闘争と選挙の駆け引きの「カード」として使われている政情も まったくの異界の様相なのである。も少し 人間的な対話を基調に 粛々と展開できないものなのか。甘い考えと期待 なのだろうか。あまりにも不毛で 先々の未来が 真っ黒…に感じられるのである。
 唯一 天高く広がる青空を望んで しばしもやもや気分を晴らす 今日この頃…であります。

         「しづけさにありて爽やかなりしかな:稲畑汀子」
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