地域縁尽倶楽部 なになに寫眞帳

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街角風景~惜春

2024-04-30 21:48:54 | 日記








 表題は花粉症によるハクションではなくセキシュンと読む(手持の歳時記では)らしい(誰もそう読まない!の声あり)。四月もあっという間であった。どちら様も同じく忙しいことでしょうが 当方相変わらず自分のことだけで精一杯なのは‥なんでかなぁ‥と思ってしまう。
 御山のテッペン近くの雪はもう全部融けかかっている。鷲が両翼を拡げ天空を滑空するように見える絵柄は 田植え時期を知らせるサインなのだが‥。早くも連休前に 綺麗な形状は崩れかかって セキシュンの感じはひとつもない‥?。
 いつも春は 北風に向って咲く(反骨の?)辛夷の開花から始まり 嗚呼ようやく春が来たと感嘆した後に順次梅などが咲いてくれるのだが 今年は皆々一斉開花で 調子を外されっぱなしの 変な感じ の春なのである。
 政権交代の準備も出来ていない(ようにみえる)のに 補欠選挙では低めの投票率ながら野党系が大勝利。オレは怒ったぞ‥と先祖伝来のいつもとはちがう意思表示をした人がたくさん居たのだろう。いずれ庶民の生活をさておき 権力闘争激化は必然なり。
 川の流れは絶えることはないが川岸は流れる水で削られ はたと気がつくと足元まで来ている‥というような ひたひたと世代を超えて押し寄せる課題は 尽きることが無いのである。
 人口減少問題然りで極めて難問である。極端にはなるが投票権人口の半分が組織票の可能性もないではない。投票率50%となれば 難問はおそらくまったく解かれることはないと思う。ほぼ半分が考えることを放棄しているから‥である。
 夏の準備が整わないまま 日中の限られた時間帯は真夏である。極端に短く刻まれた季節で一日が変化しているようなこの頃は 状況が刻々と変わる。まずは足元である国内の能登の早期復旧を願うのだが 誰がこの問題を難しくし 時間をかけているのか? と単純に思う。
 現場の被災者の状況は 少数多数にかかわらず かなり厳しいのではないかという心配が先にたってしまう。ならば 本復旧と仮復旧とに分けて考え 仮復旧は 当面今を生き抜く環境回復のために 消耗・使い捨ても止む無しで良いのではないか。
 難しく考え込んで立ち止まらず 少しでもやれることやり 捨てるものは捨て 前進すべきではないだろうか。(限られた情報の範囲内での勝手な想い ではあるが‥ここはハクションである)
   「春惜しみつつ地球儀をまはしけり:長谷川双魚」
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街角風景~近辺の花々

2024-04-23 11:02:30 | 日記








 バタバタ忙し過ぎる‥という自覚は 当方の動きがかなり鈍くなっているから‥なのである。それは口には出せない。まわりもそう見ているようだが同様に口には出さない。出せない?かも。介護の難しさはこの辺から始まったなぁ‥というのが顧みての感想なのである。ということは‥客観的に!介護される側の年齢に達している‥ということ かもしれない。
 運転免許の更新の続きの時のお話。少し自宅から距離のある県の免許センターへ出向いた。似たような年齢層の更新者が手続きを終え味気ない長椅子に座って前の人に習って交付の時を待っていた。少しの待ち時間があった。すぐ前の壁にポスターがあって どなたもボンヤリと目は自然にそれを眺める。順調に交付まで辿り着いたので 安心して読む気持ちはまったくない。少なくとも自分は‥。
 すると やっぱり誰とはなしにそのポスターを見ての感想をつぶやき始める。「いまさら 免許証返納と云われてもなぁ~」「冗談じゃぁない生活が出来ないよ」「返納してもなんの恩恵も無いらしいょ~」「でも歳も歳だし ニュースでは事故は年寄りばかりだしなぁ」「そろそろ考えねば‥と思っても替りが無いよぉ」「死ぬまで働かねばねぇしなぁ」‥モヤモヤ‥。
 窓が開き それぞれ晴れて更新出来た免許証をペコリと頭を下げて受け取り そさくさと帰路に着くのであった。この辺一帯は農村地帯だし 夫々の感想はごもっともと聞いていたが 自分はと云うと‥更新してあと三年 まぁそこまで行ったら儲けもんかな?と云う程度の軽さで この輪の中では調子外れ なのであった。
 今年の春は 暑さ寒さや信頼回復説明や円安解説も含め 結構 多忙なり‥調子も外れるわなぁ~。
   「行春のすでにしてわれかすかなり:野見山朱鳥
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街角風景~一斉開花に動揺

2024-04-16 18:33:47 | 日記








 なにしろ花という花が一斉に開花したので‥猛烈に動揺した。この辺の地域一帯の気温が急上昇し青天下に諸々の花が全開したのである。桜 木蓮 辛夷 椿 連翹 など 花の名が浮かばず図鑑が必要な(スマホは非文化的?なので捨てた)種もたくさん咲いた。まるで眠れる森の美女?のような(あくまでも ‥のようなである)全展開。
 準備不足は(だらけた日常が定着故に) こういう時にはどうにもならない。カメラ電池の充電 付属の小物探し 服装の思案 撮影ポイントの目論み 咲き具合の予想 テーマの基本の構想 エアコンの掃除 あっちか こっちか など‥を 瞬時に‥は無理 というものであった。
 おまけに 運転免許証の更新申請へ行かねばならない。(忘れてた!)と‥一日が分刻みになって 頭が10年前より(生れつき?)うまく回転しないことに気付かされる羽目になる 大汗の春の一日であった。
 (よって 今年は盛岡「石割桜」の満開場面までは辿り着けず 止む無くパスした。)
 母の一周忌を終え やっと一定の任務を果たしホッとした時期に こんなにたくさんの花々を咲かせてくれたのは なんだか糸で繋がっているような 因縁があるような 世界の終焉?のような‥などと変な気持ちも湧いてくるのであった。

 青空の一日では 結構たくさんの風景や見知らぬ人達との出逢いがあったので 支離滅裂ながら貯め込んだネタを 今後小出しで投稿させていただきます。毎度長文御容赦。。
   「木蓮や母の声音の若さ優し:草間時彦」
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街角風景~春に想う

2024-04-09 18:25:08 | 日記








 昨日までの天気のせいか盛岡「石割桜」が開花したと云う情報あり。ところが明けた本日は朝からの雨が続く。写真に向かう気力が出ないのである。こんな日は しぶしぶ家に籠もるしかない。
 雨を見ながらボーっとしていて思い出すのは‥公民館の歴史講座でなんとなく目があってから 双方旧知の知り合いのようになった ご老人の先生(事情分らず まわりがそう呼んでいた人‥)がいた。最近4~5年前に亡くなったという話を風の便りに聞いて 一人墓参に行ってきた。
 生前 公民館でご自身の歴史研究を毎年のように公開し 展示発表していた。いわば ひとり文化祭的に大判の模造紙に写真を張って 説明文は手書き‥という作品?である。それを会議室の壁4面に張り付けるのでかなりの情報量であった。写真もすべて現場へ行き自ら撮っていたもののようであった。
 もとより評する資格は自分にはないが ご高齢でもあったので仕上げの完璧さはさておいて テーマへの追求心はひしひしと伝わってきて 歴史的テーマも面白く 感動しながら見させていただいた。
 思い余って なれなれしくこう話しかけた。「先生 せっかくここまでまとめて仕上げたのですから データ保存しておいて 機会があったら製本出版を目論んだら どうですか?  私ワープロ打ちをお手伝いします。」と
 返答は‥年金暮らしの身なのでそこまでのチカラはない。中学校の校長をやり定年し その後の自身への課題(生きがい)として やれる範囲内でやっているだけのことですから‥とのことであった。
 押しつけがましい感じ(こちらの態度がデカイ?)もあり なんとなくコミュニケーションが上手くいかなかった感じでもあったので その場はお互いモヤモヤ‥と しながらお別れした。後日 耳がご不自由であることを聞いて‥はっとして 自分のいたらなさを心底悔いたものであった。
 自分も年齢だけは やや当時の「先生」と同じ位になってきているが 少し寂しげに返答してくれたその時の表情を思い出し 今頃になってその(生きる‥)姿勢みたいなものがわかるような気がするのであった。
 今年の春は‥どんなかな‥と思う。
写真 ①ユキノシタの花②ヒメコブシの蕾③桜に冷たい雨が来る
   ④水槽丸ごと能登へ送りたい
 
   「春の雨買ひ来し魚の名は知らず:安住 敦」
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街角風景~春四月

2024-04-02 10:23:56 | 日記








 ほぼほぼ 春の気候条件は揃った。勇み足の開花一本 雪解けの川の増水 クロッカスの出現 黄砂に煙る街‥などなど 気温も適温で(10℃超え)過ごしやすいのだが イマイチ春めく というまででもない。おそらく どちらさんも一斉の開花を待っていることでしょう。
 あまり言葉にするのは憚れるが アレの超豪快ホームランへの期待感にも似ている。なんとなく 皆ここでスッキリした気持ちになりたい のではないだろうか。御託を並べるのは差し控えるけれども あんまりにも世の中目が回るように変化して はたしてこれが正しい改革か??と思われる 誤魔化し事の多いこと多いこと。
 などとぼやきながら 久々にウエブのメールを開こうとしたら「お客様のメールは長期間ご活用になっておりません云々‥よって‥抹消いたしますのでご了承云々‥」のメッセージが出た。ちょっとびっくりしたが 継続の選択肢もあり とりあえずあてがないので 自分宛にメールをしておいた。‥そう云えば 仕事を離れてからはメールはすっかりご無沙汰で ブログ優先で自分宛にキーをたたいているような??‥気もするなと思うのだった。それはそれでいいのだが‥どこかで歯車が抜けていってるのかもしれない。(近々登録のアドレスなどが此の世から消える日は近い と予想)
 はたしてマルチに活動している第一線の青年たちは どれだけバランスの取れた生活をしている人がいるのだろうか。政治家の活動をメディアを通して見ていると「大丈夫?」な人々ばかりに見える。公の場面で 自分で自分にメールするようなこと(裏金)していませんか?‥なのである。世の中 どこ見ても霞みが晴れず 花咲けど未来は暗いなぁ・・。
   「霞みけり山消え失せて塔一つ:正岡子規」
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