地域縁尽倶楽部 なになに寫眞帳

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街角風景~写真集

2020-01-25 11:42:55 | 日記



 求めているのはガツンとくる刺激・・である。年に一回 地域で企画される写真展
へ 厚かましくヘタクソな写真を出品して・・どこのどなたか判らないが簡潔でもコ
メントを貰うと・・しばらく反芻し反省し 後で沸々とモチベーションが噴出する。
 この写真展は ネットでも応募可能だから参加者は全国から(理屈上は)出品でき
て 上級者からイマイチの人や観賞専門の人まで取り巻きも多い。その層のレンジが
広く一応○○賞はあるが 愛好者同士の人気投票的な順位付けで 多分未経験ながら
俳句の世界に例えれば 句会みたいな感じかな?と想像でき なかなかその後の刺激
の余韻もあって 面白い。
 しかも 年末には年間の全作品をまとめて掲載した写真集が出される。ほぼ実費
に近い低廉な経費負担も 参加しやすい魅力の要因でもある。
 問題は 作品である。これがきわめて悩ましい。自由に表現せよと云われた時の悩
ましさに近く よくあるパターンや 本人にしかわからないアバンギャルドは 注目
をほぼ集めない・・ので 自己中の人は(自分?)後遺症が二年ほど残る?かもしれ
ない。
 大事な場面の瞬間をうまく切り取るチカラを養うのは 一朝一夕にいかない。昨年
の成果写真集が出来上がる時期は そのことをいつも思い知らされ・・併せ 春から
の準備に入るトキの合図なのである。
  「すぐそこに来ている春や春を待つ:上村占魚」
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街角風景~マイナス6度晴れ日

2020-01-21 11:24:04 | 日記

 天気図には 低気圧があちこちで多発し その移動が目まぐるしい。一日の天候も
目まぐるしく 未明の降雪から午前は曇りへ 束の間雲が切れて 徐々に晴れ間が広
がり陽が射し 空全体が青空へ。ぼんやりしている内に 一面雲に覆われ気温が下が
り雨っぽい小雪へ そして静かに日が暮れる・・というのが この頃のお天気の変化
パターン。
 その合間を縫って 写真機をポケットに絶景を追いかける・・のであるから 自ず
とチャランポランな日常が続くこととなる。も少し お天気が安定してくれないかと
願っているが まったくの自分都合であり 写りの良い青空の日は 放射冷却現象で
極度に寒くて 凍えて・・ったく 痛し痒し(寒し?)の日々なのである。
  「一月の空が真青久女の忌:猪島蘇風」
   (註:1/21は 俳人杉田久女(ヒサジョ)の忌日 S21年没 55歳 
    きっと怖いほどに青空に近い人物と妄想している)
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街角風景~冬の川

2020-01-19 09:15:07 | 日記

 真冬になって 街にすっかり人気(ひとけ)も生物の生気も 景観からは感じられ
なくなってしまった。世の中の成長が頭打ちで縮小傾向なのに 相変わらず増え続け
街角の景観を着実に浸食しているものは ビジネスホテルとマンションの林立。
 ハイカラなようでも タワーマンションなどの風景と云うものは ほとんど生活感も人間の
存在も感じられる景観ではなく暖かみがない。はたしてホントウに交流人口は 維持して
いるのだろうか?貧相でもそこそこ活力のあった 昭和のわたしの街は これから
どうなるのだろうか?春になれば・・賑わいが快復するのだろうか?という 少々
気弱で不安な気持ちになってしまう。それは・・底寒さのせいだろう。
 まるで冬の海際に立ち ひとり佇んでいるような感じだが それでも 晴れの日は
太陽が寒風を吹き飛ばそうと 懸命に孤軍奮闘してくれていて ありがたい と思う。
 でも・・やっぱり ますます寒さ増す 今日この頃でありました。
     「真黒き冬の海あり家の間(アヒ):高浜虚子」
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街角風景~雪景色

2020-01-13 10:43:09 | 日記

 世間一般では暖冬と云われていて 北海道や鳥取や長野のスキー場などは経営が深
刻で迂闊にモノ云えない空気だが 確かに雪は少な目なものの 冷え込みは結構日替
わりで波状攻撃してきている。
 昨日の朝方の里山は まるでパウダーをふりかけたチョコ菓子のように美味しそう
な景色?であったが(見ようによっては ですが)・・がっちり寒~い!のである。
 こういう日は 雪の凸凹があらゆる音を吸収するのか(?適当な説?)やけに全体
が気持ち悪いほどに 静かなのである。(この静寂感 北国の人でないと理解しにく
いカモしれない)
 豪州の山火事も そのスケールがどれほどなのか想像の枠を超えているので 動画
を見ていると変な感じがしてきて怖くなる。11日のTVで「火災積乱雲」の観測画像
を見た。その発生雲からの落雷でさらに乾燥地へ火災が拡大していく・・という。
さらにルソン島タール火山の巨大噴火もあり 無間地獄か?オソロシヤ~。。である。
 ・・従来の暖冬などという緩めの表現ではなく 人間世界も含めてクライシスの日
々を此の世は迎えているのではないか という不安感に陥るのだが 多分 自分だけ
の思い込み でしょう。雪景色のあまりの静寂さ故 ということにしとくのが妥当か。
   「降る雪や明治は遠くなりにけり:中村草田男」
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街角風景~消えた中洲

2020-01-11 11:04:34 | 日記




 遠くの橋の下には 中洲があって 昭和の少年期には絶好の無人島探検の空間であ
った。街中ではほぼ自然放置状態の小さなジャングル的存在で 橋を渡る時 必ず下
を覗き水の流れと野鳥の存在を確認してから 御山を眺望する場所でもあった。
 昨年重機が中洲を均していたので(写真上) 景観整備でもするのかな?・・と思
っていたのだが 正月明けに何気なく眺めると なんかが足りない。はて?俺の無人
島は?どうしたのかと眼を凝らすと 完全除去されていて唖然。盛岡の風景がまた一
つ消えてしまっていた。グシュン
 街は変化している。消えていくモノも多い。例えば かってのレコード屋さんで
今風にはCD屋さん・・マニアックなお店はがんばっているが少なく ジャケ買いと
いう衝動買いみたいなことは 最近ではまったくなくなった。
 古いものは消えるのが運命かもしれないが それに応じて新しいものが増えている
という感じがしないのは まだ昭和95年(換算)に生きているせいなのだろう。
 まもなく昭和百年である。あと5年後の街角を見たいような 見たくないような
・・複雑なり。
  「美しくもろもろ枯れし初景色:富安風生」
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