地域縁尽倶楽部 なになに寫眞帳

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街角風景~つめくさ

2017-06-30 17:32:16 | 日記

 
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        (…暑さでピンボケ写真?よくわからない写真で失礼します。)
 夏風に誘われて 河原に出ると 草がずっと遠く延々とボウボウで…なんだか子供頃のなんにもなかった広場の風景を思い出してしまうのである。
 宮澤賢治さんの作品「ポラーノの広場」に出てくる「つめくさ」は シロツメクサでは?と云う説の人もいるが 素人な当方は アカツメクサを見ても つい「ポラーノの広場」のイメージのような 遠くまで広がる草原を想起し こんなぁ雰囲気じゃ~なかったろう かな~…と(賢治さんとおんなじ景色を見てる という) 自己満足感に陥り 
人様には訳の解らん写真を つい撮ってしまうのでした。
 ムム!このイメージを伝えるのは難しい。…ので 雰囲気だけでもと思い…作品のごく一部分を抜粋します。
…ファゼーロ(少年)は力いっぱいうたいだしました。
『つめくさの花の  かおる夜は
 ポランの広場の  夏まつり
 ポランの広場の  夏のまつり
 酒くせのわるい  山猫が
 黄いろのシャツで 出かけてくると
 ポランの広場に  雨がふる
 ポランの広場に  雨が落ちる。』

 …(本文参照されたし…今月末の駆け込みで お粗末しました。)
 
     「スカートをひろくクローバーに広げ坐る:山口青邨」

       (なお 白詰草は春の季語です。またまた失礼。)
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街角風景~沙羅の花

2017-06-26 11:10:34 | 日記

 
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 花の大きさは5㎝位であったので ひょっとして夏椿(シャラノキ)では?と注目した。上品でなんとも優雅な花姿が良く 散る時も物悲しく潔く散り まるで汚れた世を浄化しているような雰囲気のある樹種と思ってました。東北も北のほうでは 多分寒くて大変だと思います。
 有名ではないけれど 由緒ある神社のお向かいの せま~い空間に植えてあったので 気がつかないでいましたが…この木を植えた人は きっとなにか願いを込めながら わざわざこの木を選び 植えたのであろう…と 勝手に思わせる じつに繊細な上質感たっぷりの花びらを見せてくれていました。
 蕾をたくさん付けていたので…忘れなければ…また来週ころ再訪問…晴れ間に 楽しみを発見したのでした。

          「沙羅の花捨身の落花惜しみなし:石田波郷」

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街角風景~アボカドのその後

2017-06-25 10:57:59 | 日記
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 昨日は 久々に30℃手前まで暑くなった。一瞬でも南風が吹くと 夏の雰囲気にかなり近づいた気分になる。その途端に 梅雨入りの報である。なんとも忙しいことか。
 水耕栽培していたアボカド君が だいたい4ヵ月がたち 背丈が25センチ位まで伸び ヒョロヒョロと頼りないので鉢に植え替えし 安定させた。

 外の風に当てると まるでヤシの木のミニチュアを見ているようで どこからかハワイアンが聴こえてきそうである。
 震災からしばらくご無沙汰しているので 今年は近場でもいいから そろそろ海の見える所まで出かけてみようかな…と思ったのであった。
         「南風や屋上に出て海は見ゆる:高屋窓秋」

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街角風景~野の花

2017-06-22 10:51:17 | 日記
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 「応仁の乱」(5/20UPの続き)読了後の よく解らないままの雑感なのですが…人の世空し…「1467年応仁の乱」とは よくまあぴったり語呂合わせしたもの…と感心したのでした。
 なかなか当方の語彙力や歴史学の力量では難解で 約2か月かかっても頭の中は雑然状態。本はメモ書きで真っ黒。まとまった感想は そのうち忘れたころにポッと浮かんで来ることに期待?…と諦めた。
 …とにかく11年間毎日のように戦いの日々で…当事者や大衆の執拗さや粘りっこさに参り 呆れ果てて…挙句には言葉なく結論が「人の世空し」なのである。
 人間の心情には「進歩」はないのかもしれない と思ってしまった。ただ そう云えば現代も…と押し広げて考えるのは 少々浅はかと思えたので しばし(死ぬまで?)検討継続! よって すなわち凍結…とあいなるのであります。嗚呼情けなや嗚呼無常なり。

        「燈火なき乱のいにしへ花あざみ:三橋敏雄」
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街角風景~フサスグリ

2017-06-18 09:43:49 | 日記
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 最近見かけても もぎ取ることがなくなった。完熟しないと口がひん曲がるほど酸っぱい…ということを子供の頃たくさん経験したから…である。そのうえ 今日日の食べ物と人様の味覚は かなり進歩し?すっかり贅沢になって 忘れかけている…のである。
 遠い昔 見つけるとなんであんなに大騒ぎしたのか ちょっと不思議な感じがする。あらためてWEBで調べなおすと 原産はヨーロッパ・西アジアらしい。よくも遠いところからやってきたもんである。耐寒性・耐久性にスグれているのなら ジャム造りで町おこしの材料にならないものか?と…また無責任な思い付きが浮かぶ。

 まぁ…やっぱり 今時期は彩りのよいサクランボに手が向くしなぁ…とあっさり本案は却下 なのであった。
          「桜桃持てきしひとにその後逢わず:大野林火」

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