地域縁尽倶楽部 なになに寫眞帳

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街角風景~ビルの谷間に

2018-06-28 10:04:48 | 日記
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 街中の古い巨大ビルが解体され 跡地にはデカいマンションが建つという。今では ビル乱立の街中から 岩手山を遥拝することは難しくなっているが この機会を逃してなるものか…と 江戸期を妄想しながら 解体中の現場付近に隙間を探した。
 しかし…運悪く晴れの日が なかなか無いのである。
 やっとチャンス到来。昔の人は 晴れていれば日常的な生活の背景にあったと思われるその姿が現れた。
 大袈裟ながら 自分の生涯でも 盛岡の街の時間の流れからも 街中の地面に立ったまま その姿が眺められるのは これが最後の日!? になるかもしれない。…と想像すると…なかなか その場を立ち去りがたかったのでありました。

 …未練がましいとは このことだろう。しかし 一期一会に自己陶酔しながら 下手な写真に収めたのであった。(ピンボケ)
 「ふるさとの山に向ひて言ふことなし ふるさとの山はありがたきかな:啄木」
                        (石川啄木の処女歌集「一握の砂」より)

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街角風景~戊辰戦争150周年

2018-06-26 09:07:49 | 日記
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 盛岡藩最後の筆頭家老 楢山佐渡さま(1869.6.23処刑 於:報恩寺)の命日に 菩提寺で法要がとり行われ参加した。100名を超える多くの人々の参加に 主催側(菩提所は聖寿寺)も 相当面食らった模様。予定時間も大幅にズレた。
 作家の平谷美樹氏の講演もあった。当時の社会状況の説明と解釈を詳細に一通り述べてから 締めくくりに 「佐渡没後150年(本質的に…この社会は)なにか変わったでしょうか?」という問いかけ…当方の脆弱な脳みそが 完全に瞬間凍結してしまったのである。
 氏曰く 「ある人が…政治家は 国民のレベルを超えることはない…と云っています。実に意味深い表現と思います。」と 追い打ちをかけてきて…もう完全に思考停止で困ってしまった。なにしろ 歴史から何か学び取ろうという気持ちはあったが 雑な性格で 出来事に対する緻密な整理も正面切った視点もなく まったく右往左往の茫然自失。困った事態 となったのでありました。
 (この問いかけには このご時世 自分に都合よく受け取る御仁も きっとたくさんいるだろうなぁ…と思いつつも 当方いまだに答えが見つからないまんま…なのである。…無味乾燥な写真多用と長文御容赦) 



  「いくとせも国安かれと祈るらんただひとすじに武士(もののふ)の道」
          楢山佐渡さま辞世の歌(直筆は盛岡先人記念館蔵)
          註:ここでは国すなわち藩=地域 という解釈が一般的。
 ムムッ!それぞれにとって それぞれの瞬間の今とは…『・・・つまり 未来は 今なんだ。:平和の詩作者 相良倫子』 …ということか!そうか!…まことに まことに ありがたく 充実した一日なり。

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街角風景~六弁の梅

2018-06-22 11:12:32 | 日記
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 まったく時期を逸した話ながら…チョット所要で一昨日遠出した際 道路脇に
「古梅園」なる小さな看板を車窓から発見!直ぐ寄り道した。(悪い癖とは思いつつ…)
 六弁(ろくぶ)の梅のことは 渡辺喜恵子さんの小説を昔読んでいて 気にはなっていたのである。路地を入ると 小公園みたいに整備され 見違えるようになっているではないか!…流れた時間の長さとともに なんだか「半端なく!」感動したぁ。…当然ながら 花弁はパネルの写真でしか確認できないので…これも来年4月への
宿題…となったのである。
 ネットでは 六弁の梅の花は結構各地にあるらしい。…が どうしても地域の伝説に肩入れしたくなるのが 人情というもの…「今の昔やなお忍らん」とは!素晴らしい言葉!に尽きる……自己陶酔につき ご容赦。

   六弁の梅脇にある石碑銘文の文字起こしをすると…
     『古梅園は 九戸政実が好んで清遊された庭園で
      とりわけこの老梅は風姿恰(あたか)も
      蟠竜の如く政実遺愛の一本と伝えられている
      淡紅の花は 六弁の梅と呼ばれて親しまれ
      今尚こよなき芳香を放っている
     古歌に
          年ふとも花は老いせぬ色香にて
          今の昔やなお忍らん  小保内定安 』    在 岩手県二戸市

   補足データ:年代感覚回復用
    1591年 九戸政実(天正3年3月)
    1596年 京都大地震(慶長元年7月)
    1859年 小保内定安(安政6年)

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街角風景~有備無憂

2018-06-19 10:10:40 | 日記
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  地震被災お見舞い申し上げます。(写真は 本文主旨とは 関係ありません。)
 
 某局解説者曰く (全国的な視点から)群馬と千葉と大阪北との地震発生の関係性を問われて…「距離がありますから…ムニョムニョ…」と不明瞭で 対処方法主体の繰り返しのご発声だけでは 不安解消につながらない…と思った。
 

 また 現代では 走向/傾斜角/滑り角とも ほぼ瞬時に把握でき プレートの三次元的な純粋な問いへは 解らないのが正解として もう少し科学的な解説でないと…世間は納得しないだろう…とも思った。


 つくづく日常点検と隅々の確認が災いを最小限にできる唯一の方法…だろうと思う。
 
 参考:AQUA-CMT
 http://www.hinet.bosai.go.jp/AQUA/aqua_catalogue.php?LANG=ja

 以下 保存記録です。
 〓2018(H30)06/18/07:58 大阪北で地震発生 ★印〓
  <地震発生直近データ:M≒4前後>
 ◆2018(H30)06/19
06:50 大阪北 M3.5 D10k
04:53  〃  M3.9 D10
00:31  〃  M4.0 D10
 ◆2018(H30)06/18
10:03 大阪北 M2.7 D10k
09:13  〃  M2.5 D10
08:51  〃  M2.4 D10
08:42  〃  M3.3 D10
08:38  〃  M2.7 D10
08:33  〃  M2.4 D10
08:31  〃  M2.9 D10
08:18  〃  M3.1 D10
08:08  〃  M3.5 D10
07:58★ 〃  M6.1 D13(修正後の値)
-----------------------------------
以下M≒4以上抽出
06:36 釧路沖 M4.3 D50k
00:43 宮城沖 M4.0 D50
 ◆2018(H30)06/17
15:27 群馬南 M4.7 D20
15:15 岩手沖 M4.1 D30
11:18 父島近海M4.7 D10
 ◆2018(H30)06/16
18:13 紀伊水道M3.9 D50
11:22 千葉南 M4.3 D20
11:09  〃  M4.5 D20
05:54 台湾  M4.7 D70
 ◆2018(H30)06/14
19:04 千葉南 M4.1 D10 
        〓以下省略〓

       「災害は 忘れたころにやってくる:寺田寅彦」
 (主語を 社会全体が か 人類が…と補足しつつ読んでいる)

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街角風景~飛躍

2018-06-16 10:40:54 | 日記
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 散らかったまんまの殺風景な机の上に 「緑」の命があれば! 面白ネタが天から降りてくる!…かもしれない?…ということで ミニミニ観葉植物を 一つ買った。
 目にも気分にも優しくて 効果への期待は大きいのだが このところの冷え込み?がかわいそうなので 日中は明るい廊下へ置いてやって…しばらくして…忘れていた。
 そしたら…新しい茎が 重い圧力から解放されて三段跳びで飛躍したかのように ピロピロ伸び 上に葉っぱを広げた。
 え~なにか?ご不満でも?…当然ながら返事はない…のである。(飛躍を賛美しつつ…邪魔なので…)切るべきか 切らざるべきか それが問題だ…と思うのであった。(単純)
 なす術もなく とりあえず 水を切らさぬようにしながら 日々様子をみることにしている。
           「箱庭とまことの庭と暮れゆきぬ:松本たかし」

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