地域縁尽倶楽部 なになに寫眞帳

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街角風景~擬宝珠-2017

2017-01-25 09:31:00 | 日記

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 完璧すぎるとも思える曲線を 見るたびに「どうやって作ったのかなぁ?」と見入ってしまう。
 『南部史要 全』には 第十二世南部政行公」はかって吉野の行在所において後村上天皇に拝謁を許されたとき 春なのに鹿の鳴く声を聞いた。…中略…政行公すかさず『春霞秋立つ霧にまかはねは思ひわすれて鹿やなくらむ』と詠んだ。天皇はこれをお喜びになり…位と硯と加茂川橋欄の擬宝珠の写を下賜された云々…。が 長い時間を経て今 ここで いつも現物を見ることが出来る。
 銘文後段には「…源朝臣 利直」(補足:二十七世利直公-第二代南部藩主-1612年頃諸説あり) とある。後年賊臣とはいかがなものか。
 なお 戦時中 擬宝珠のみ国重要美術品に指定され金属特別回収の難を逃れたのは 後世にとって幸いだった。
       「冬青空わが魂を吸ふごとし:相馬遷子」

コメント (1)
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