「ロワール」という椅子

カンディハウスの菊池さんからメールが入り、ロワールという椅子を探している、という。

椅子の経歴台帳から、私の名前があり連絡をいただいた。

創業者の長原 實氏がお亡くなりになり、今日は社員だけのお別れの会があるとのこと。

ロアールは、カンディハウス（旧インテリアセンター）の創業時に長原さんがデザインされ、企業の原点という。

この椅子は、20年以上前？インテリアセンターのサービスセール時に求めた一つ。

２脚の展示があり、一つは革張りは非売品、もう一つビニールレザーのものを分けていただいた。

しばらく使っていたが、座の傷みが気になって革張りに直してもらった。

長原さんにお目に掛かったおり、張り替えましたとお話をしたところ、「高かったでしょう、良いものですから大事に使って下さい」と。

何より、創業時の原点としてシンプルで落ち着きのあるデザインが気にいっている。

菊池さんは社員だけのお別れ会の日に、地元で使っている人が見つかった、良い報告が出来ると喜んでいた。