追悼展2

OPERA + OPERETTA 2のポスターには、1983年の東京を皮切りに

旭川、仙台、金沢、福井、名古屋、京都、倉敷、福山、山口、香川、福岡、神戸の

都市名が印刷されている。

旭川では、70年の後半から「２nd.ロフト」の空間を設営し、新たな発信を続け、

「ART LAB.」と移行して情報交換の場を広げた。

そこから「OPERETTA 2 + ART LAB. 旅する現代美術」が生まれ、地域と地域とが

つながり、アートを通した連鎖はOPERETTAを核としながら人と人が繋がって行く。

藤田基夫氏の追悼展では、各地で開催された「OPERA + OPERETTA 2」や色々な

活動に関わりを持ったグループや個人が数多く参加されると推察する。

旭川での一週間の展示から派生し、縁あって34年後の追悼への呼び掛けまで、

人とのつながりの深さを考えさせられる。

彼の色々な活動から幅広い人脈が広がり、追悼の輪が大きく賑やかなものになると確信する。