大室古墳
長野から30分程南東部にある、大室古墳群の見学会に参加した。
長野市立博物館友の会が主催するもので、月1回各地の歴史探訪が予定されている。
2014年に大室古墳のエントラスゾーンがグランドオープンとのこと、全体の整備はまだまだこれから。
ここには、5C.から8C.にかけて作られた古墳群が約500基以上あるという。
大室古墳の特色は、比較的小型の積み石塚と土と石の混合からなる横穴式古墳、合掌形積み塚が残っている。
朝鮮半島からの渡来人が深く係わっていると言われ、馬にかかわる遺物が出土するこいとから、馬の飼育に
携わった人々の墓と考えられている。
参加者は退職した人々が多ったが、少年にかえり活発な質問があって楽しかった。
小学生の頃、グループ活動で電車に乗って大室駅まで行き、周辺の桑畑で土器を探したことを覚えている。
小さな土器のかけらを拾い、大事に持ち帰り、土器のかけらや化石を入れた宝物箱がどこかにあるはず、
探して見よう。
暑さを忘れ、周辺の自然や歴史を訪ねる楽しさが加わった。
帰りは、大室温泉ーアケビの湯でひとっぷろ浴びて一休み。