初詣

この数年、年末年始を長野で過ごすことが多くなっている。

近くの専福寺には鐘楼があり、除夜の鐘を突かせてくれることから、初詣には、二年参りと称して新年へのカウントダウンを前に出かけている。

星空がキリッとする中で突く鐘は、真を捉えることによりこの地域一帯に響き渡り、晴れ晴れと気持ちが良い。

静かに新年を迎えることの出来る幸せは、何ものにも代え難いものと、改めて感じる一瞬でした。

次々に聞こえて来る鐘の音を背にしながら、来年こそ、もっと響き渡る鐘を突きたいものと岐路に着く。

こんな邪念を持つようでは、還暦を過ぎても尚、精進が足りない一歩なのかなー？