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WGIP 日本人を狂わせた洗脳工作

2015年06月11日 | 社会、読書
WGIP(War Guilt Information Program ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)とは
大東亜戦争後の昭和20(1945)年から
サンフランシスコ講和条約発効によって日本が主権回復を果たした昭和27年までの
7年間の占領期間に、
連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)による日本占領管理政策の一環として行われた
戦争についての罪悪感を日本人の心に植えつけるための宣伝計画
である。

WGIPを知っている人、WGIPという言葉を聞いたことのある人は
日本人の中でどのくらいいるだろう?
私自身は2010年に目覚めるまで、全く知らなかった。
その存在を知ったとき、アメリカ人の狡猾さと周到さにゾッとした。
それと同時に、何故日本人の中に反日的な者が少なくないのかが理解できた。
WGIPによる洗脳が日本社会の隅々にまで行き渡って今なお効力を発揮しているからだ。

今年3月に、WGIPの証拠文書を発掘した関野通夫氏の著書が出版された。

日本人を狂わせた洗脳工作 今なお続く占領軍の心理作戦 関野通夫著

ーー帯ーーー
洗脳工作WGIPの証拠文書発掘!
日本の常識は米国の洗脳の成果ーー
憲法九条があれば永遠に平和
アジア諸国に侵略し暴虐を極めた・・・
占領軍の巧妙な心理作戦の全貌を初めて暴露

狂気の軍国主義にかられ、無謀な大戦に突入し、米国やアジア諸国にひどい被害をもたらしたーー
日本はじめ、米中韓など世界の国々に広く流布した犯罪国家のイメージが、実は占領軍の精密巧妙な洗脳工作の成果だとしたら・・・大手自動車メーカー関連会社米国法人社長を務めた著者が、GHQの2万5千点の文書から、幻だったWGIPの証拠文書を発掘した!
ーーーーー

加瀬英明氏による序文から一部を抜粋する。
ーーーーー
 GHQは日本を軍事的に征服したうえで、日本民族から記憶を奪い、精神を破壊して、占領を終了した後も、未来永劫アメリカの属国としてつくりかえるために、日本に対して全面的に歴史戦を開始した。
 九月に早々と報道を制限するプレスコード(新聞綱領)を定めたのをはじめとして、徹底的な検閲と言論統制、神道指令、公職追放、日本の国家指導者を裁いた東京裁判、日本国憲法などが、その手段だった。
 WGIPは、日本をアメリカに隷属させる計画の柱だった。
(中略)
 日本は昭和27年に、対日講和条約が発効して、独立を回復した。日本国民はWGIPによる洗脳工作にかかわらず、まだ多分に正気を保っていた。
 その翌年に国会が法改正を行い、戦勝国による不当な軍事裁判によって処刑、獄死、自決された、いわゆる戦争犯罪人を戦死者とみなして、遺族に年金などを支給し、戦犯として刑期をつとめていた人々の即時釈放を求める決議を、ともに全会一致によって採択した。
 その後、日本は戦争体験が風化するにつれて、正気を失っていった。WGIPが種を播いた自虐史観が、蔓延るようになったのは、売国的な日本人の手によるものである。
ーーーーー

プレスコードは30項目に亘り、たとえば
3 GHQが日本国憲法を起草したことに対する批判
4 検閲制度への言及
16 戦争擁護の宣伝
17 神国日本の宣伝
19 ナショナリズムの宣伝
20 大東亜共栄圏の宣伝
22 戦争犯罪人の正当化および擁護
23 占領軍兵士と日本女性との交渉

などがあった。
GHQは日本国憲法を起草したことが批判される行為であると,十分自覚していたわけだ(笑)。
これらのプレスコードからは、彼らが何を恐れていたががよく分かる。
大東亜戦争の名称が禁止されて太平洋戦争に変えられたのもGHQの命令だった。

著者は
WGIP作戦は成功しただけでなく、70年後の今も、その毒性を保ち、自分がそうとは気づかず、反日的言動を行う人が後を絶ちません。この姿は、あれだけ報道され、警察その他が、頻繁に警告を発している”振り込め詐欺”に引っかかり続ける日本人の姿と二重写しになります。
と述べている。(本書p34)

WGIPとは関係なく、日本を毀損し他国に利する売国日本人は確かに存在する。
彼らは利害損得と他国への忠誠心に基づいて行動している。

彼らは、WGIPの毒から「目覚めていない」人々を扇動することで
振り込め詐欺犯のように、自分達の望む利益を得る。
従って、一人でも多くの日本人が「目覚める」ことこそ
日本がまともな普通の国に立ち戻るためのポイントだと思う。

まずは「WGIP」の存在を広く知らせることが重要だ。
18歳以上の日本人全員がWGIPという言葉とその中身を知るようになれば
自ずと自虐史観は消滅し、売国勢力は力を失っていくだろう。

本書は82ページで500円(税抜き)と読みやすくお財布にもやさしい^^
バッグに入れて持ち歩くにも嵩張らなくてよい。
WGIPについて簡潔に正しく伝える上で
とても役立つ書籍だと思う。

なお、著者による本書出版のいきさつなどがweb上にアップされている。
産経ニュース 2015年4月8日 
これが戦後の元凶だ! 米占領軍の日本洗脳工作「WGIP」文書、ついに発掘
コメント
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