自転車に乗ろう♪

自転車のこと、ロードレースのこと、庭のこと、日々の暮らしのことなど。    HN:Emmy(えむえむ)

スキーと自転車

2009年11月19日 | 自転車
子供の頃から運動が苦手だった。
鉄棒の逆上がりは何とか出来たが、跳び箱の開脚跳びはとうとう出来なかった。
海辺の町に住んでいるのに海水浴が嫌いで、泳げなくて。
(今でも平泳ぎで50m、クロールは25mが限界^^;;)

大学1年の冬に、生まれて初めてスキーをした。
小谷村栂池高原の鐘の鳴る丘で、4日間滑った。
最初は怖かったが、ボーゲンで曲がれるようになってからは夢中で滑った。
世の中にこんなに楽しいことがあったのか!
と思うくらい滅茶苦茶楽しくて面白かった。
同じ春には白馬村岩岳でも滑った。雪の北アルプスの景色に感動した。

その後しばらく間が開いて、24歳の時にスキーを再開した。
この時は相棒がいて、相棒も数年前に10日ほど滑ったことがあるだけだった。
ほぼ同じレベルからのスタート。しかし大きな違いがあった。
相棒はテニスのインターハイで全国ベスト8の実績を持つ
自他共に認めるスポーツマンだった。

一緒に滑るようになって、数回スキースクールに入って
その後は上手な人の滑りをリフトから見たり、お互いにアドバイスをしあって、上達をめざした。

不思議だったのは、私と相棒の上達にあまり差が付かなかったことだ。
相棒の方がスピードはあるが、フォームは私の方がきれいだった。
その結果9年後にSAJ1級検定を受けて、何と、私が合格して相棒が落ちた。
(相棒はその後再挑戦して、無事に1級を取得した。)

スキーというスポーツは自分に合っていたようで、楽しくて熱中しているうちに
バリバリスポーツマンの相棒に後れを取ることもなく
いつの間にか上級者になっていた。
そしてスキーによって、
物心付いた頃から抱いていた運動コンプレックスが完全に解消された。

この年齢になって自分がロードバイクに乗りたいと思って乗り始めたこと。
もしスキーと出会っていなかったら、自信が持てなくて
ロードバイクに乗ってみようなんて思いもしなかっただろう。
そう考えると、改めてスキーと出会えてよかったと、感慨深い。
コメント (4)
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