エミリーのつれづれ

日々の暮らしぶりを紹介します。

「舞楽」の鑑賞

2008年01月19日 | Weblog
1月19日(晴れ)
博物館のボランティア日です。寒いせいか、はたまた正月の出費疲れか、奈良公園も博物館も閑散としています。

午後から博物館主催の「舞楽」がありました。これは明日で終わる特別陳列「おん祭りと春日信仰の美術」の関連企画のひとつとして催されたもので、毎年12月17日の「おん祭り」の主人公の春日大社第5神の若宮が遷宮される際に奉納される芸能の一つです。
「舞楽」そのものの歴史は古く、752年の大仏開眼会に行われたという記録があります。現代のテンポの早い踊りや音楽からすると、なんともスローで単調ですが、万葉人たちにとっては時代の先端をいく異国の華を漂わせる素晴らしい芸能であったと推察されます。貴重な伝承芸能ですが、お一人2000円が高かったのか、ちょっと寂しい客の入りでした。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿