エミリーのつれづれ

日々の暮らしぶりを紹介します。

サン・モリッツの街を眼下に

2014年07月25日 | Weblog
7月24日  
         サンモリッツ湖・・朝食のパンくずを鴨たちに。
天気は曇りのち雨と予報が出ているので、山行きをスパ(温泉)と美術館に
行くことに変更し、
ゆっくり朝食を食べ、9時にYHを出ました。
まず、サン・モリッツ湖を散策しながら市の中心に行き、お金を換金しました。
(スイスではユーローは使えず「スイスフラン」に換えねばなりません)。
     

はじめに「セガンティニー美術館」に行きました。セガンティニーは19世紀を代表する
風景画家の一人で、イタリアに生まれ、スイスで居を構え、雄大なアルプスの風景と、
そこに暮らす農民達や動物を描きました。「生」「自然」「死」のテーマーが見慣れた普段の暮らしの一コマに描きこまれているのが、
この画家の特異とするところだと、解説の音声ガイドの説明でした。
このあと、少し雨も小降りになったので山へ上がって見ることにしました。

街の中心からケーブルカーが出ています。1回目のケーブルで2005㍍、乗り継ぎの2回目のケーブルカーで2486㍍、そしてロープウエイで3057㍍の展望台(ピッツネール)に着きます。
  
ブロンズ像のアイベックス(山羊の一種)     山の中腹で啼兎を見かけましたよ
 
外の気温は0度。周囲の3000級の山は雲に隠れて、全く見えません。レストランに入り、スープを注文して天気回復の時間稼ぎをしましたが、雨は止まず下山。
それではスパ(温泉)にと、進路を逆に取り歩き始めましたが、ようやく晴れ間が見えだしたので、もう1つの山へ上がる事にしました。
   
4時を回っていたので、お客は少なく50人は収容できるロープウェイは行きも帰りも5人ほどでした。このロープウェイの終点は2130㍍(シグナル)。
天気が回復し、ここから眼下にサン・モリッツ湖や近在に点在する村などが箱庭の様に見えました。
  
    午前中に行ったピッツ・ネイルのケーブルカーが山の斜面を登っていきます

   
  サンモリッツのYHが森の際に見えます(スイスにはYHが53カ所もあります)
夕方6時前にYHに帰り、今日もよく歩いたと「足」を褒めてあげました。 


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