1月22日(晴れ)
かつては1月15日の成人式の日に山焼きが行われてきましたが、近年、成人式は別として若草山の山焼きは1月の第4土曜日と決まったようです。
博物館も夜7時まで開館時間を延長し、山焼きのお客さんに備えたようですが、今日は風もなく山焼き日和となって、早くから見物立地の良い場所取りに客は移動したようで5時過ぎには館内は閑散となりました。
6時過ぎ、博物館の駐車場付近で待機していましたら、なんの前触れもなく突然に花火が揚がりました。暗い夜空の冬の花火は見事で、大音響と共に打ち上がる花火(600発)に大歓声が木立を通して聞こえてきます。兎、鹿をモチーフにした花火も揚がり、見惚れてしまいました。花火が連続して10分ほど揚がったところで、若草山の稜線が薄明るくなり、枯れ草に火が放たれたようです。炎と煙が暗い闇に広がっていきます。20分ほど夢中で見入っておりましたが、やがて炎は飛び飛びになり、あっという間に山肌の炎と煙は小さくなっていきました。
近くにいるといえば近いところから見物で、それなりに迫力ある山焼き風景を堪能しました。
すぐに帰宅をしようと車で博物館前を出たところで、歩行者天国のように道路一面を埋め尽くした見物の大群集に阻止され30分ほど待たされました。こんなに沢山の人が見物に来ていたなんて驚きです。
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