１０月３日
１０月に入り、我が家の庭にも彼岸花が咲き、季節の「移り」を感じます。今日は月一回、集会所で開催される「映画鑑賞会」に行って来ました。今月は「武士の家計簿」で、原作は磯田道史氏の激動する幕末を主題にした歴史教養書「武士の家計簿・加賀藩御算用者の幕末維新」を映画化したものです。
江戸末期の加賀藩の下級武士「猪山直之（堺雅人）」は、藩の御算用（藩の会計処理）として毎日そろばんをはじいて数字の帳尻を合わせをしていて「算盤侍」と呼ばれています。その、そろばん侍「直之」が同僚の娘「お駒（仲間由紀恵）」と結ばれ、その子・孫の代まで加賀藩の財政に携わっていく物語で、下級武士の家族仲良く・慎ましい生活を丁寧に追い続けた映画です。のんびり気分を味いながら見せていただきました。