8月16日
9時半にストラスブールのホテルを出発し、一路ナンシーの街へ。150kmあります。この街はアールヌーヴォの発祥地であり、エミールガレー生誕の地でもあります。アールヌーヴォ精神を入れた建物や作品は、嘗てベルギーに住んでいた時にも、よく見に行っていました。今回、ベルギーへの帰路、立ち寄りたいとの息子の意向もあり、当地を訪ねることになりました。
ナンシ派美術館・・ この建物は地元地主たちがアーチストに提供した場所で、ここから多くの作家が活躍し、芸術作品を生み出しました。 ナンシーはとても落ちついた雰囲気の街です。
その後、高速道路を走りましたが、両方車線とも車が増え始め、当地でもバカンス帰りが多い時期に入ったことが分かります。そして車はルクセンブルグ公国に入りました。ルクセンブルグ公国はフランス、ベルギーの間に位置し、ナンシーの街からは70 km、ベルギーの首都ブリュッセルからは250kmの地点です。
宿泊のホテルは、EU関連の建物の近隣にあり、近代的建築に囲まれた新開地です。
到着後、早速、街に繰り出しましたが、土曜日の午後でもあり、中心地は観光客でごった返していました。 散策後は旅行最後の食事を中華レストランにて頂きました。本場の味とは違いましたがヨーロッパ人受けのする優しい味でした。
今日も天気は晴れたり雨が降ったり。 夕方、虹が出ました。