エミリーのつれづれ

日々の暮らしぶりを紹介します。

蝉の声

2013年07月16日 | Weblog
  
                             玄関の階段に蝉の抜け殻が
7月16日(曇り)
ここ2,3夜、熱帯夜から解放され、寝室の窓を閉めての就寝が出来ました。
早朝、窓を開けると蝉が鳴いています。
長い地中生活を終えて地上で脱皮しても短い一生を送る蝉を思うと
安眠した性か、蝉の声も暑苦しく感じられません。
そのうち、蝉の大音声に辟易するかも知れませんが・・・。

今夜は祇園祭の宵山です。
京都育ちの私には祇園祭りは特別な感慨があります。
電車通学の窓から見える鉾が組み上がっていくと、暑い暑い盆地の夏本番です。

京都人は宵山や鉾巡業の日は鉾町には近寄らず、宵山の前前夜ぐらいの時に
町屋の家宝の屏風などを拝見しながら、鉾町の散策を楽しんだものです。

子供たちが高校生で、留学生が我が家に滞在していた祇園祭の宵山の一コマです。
娘とアメリカ娘に浴衣を着せて送り出しましたが、念の為、息子の背中のリュックに
着替えの衣服と靴を入れ、用心棒代わりに同伴させました。
案の定、大雑踏の熱気と疲れで娘たちは洋服姿で帰ってきました。
思い返しても笑える、懐かしい祇園祭の宵山です。