10月23日(晴れ)
午後から友人に案内していただき県立奈良橿原考古博物館へ行ってきました。奈良地方の古代人が大阪との県境の山裾に住みだしたのは、なんと2万5000年も前とか。それから長い年月が経過し、食料の調達、保存を学び人が定住し始めるのは1万2000年ほど前からで、そこから縄文時代が始まるといいます。
でも縄文時代も一口で語りつくせない長い時空が続きますので「縄文土器」一つをとっても初期と末期では技巧の差に大きいものがあります。
展示室の一角に並んでいた縄文土器は今でも通用するほどの造形でびっくりしました。
そして2500年ほど前から弥生時代に入り、古墳時代を経て、仏教が大陸から日本に伝わると同時に人や文化の交流が始まり、日本国の基礎が造られていきます。
今日は土の下から発掘した「考古品」を通して日本の長い歴史の一部分を教えてもらいました。