エミリーのつれづれ

日々の暮らしぶりを紹介します。

号令!

2011年05月05日 | Weblog
     

    自宅近くの民族公園内の古民家

5月5日(快晴)
遊びに来ていた娘家族も帰り、静かな「子供の日」です。予定がないのでスポーツジムへ行きました。
GW期間中は特別メニューということで、朝一番の「ランランエアロ」の講師は若手で、この講座を受け持つのは初めての女性トレナーが担当しました。
自信がないのか、「間違うかもしれません、皆のほうが正しい動きですから」という謙虚な挨拶からはじまりました。案の定、次の動きの指示が遅いので、皆の動きがバラバラになります。大きな声で指示を出しながらの動きですから、講師のほうの息が上がって汗だく状態、生徒の方は講師の次の指示をハラハラと待つという場面もありました。
今日は普段より少なめの参加者で、大きな混乱がなかったものの、すし詰め状態で号令のかけ方が悪いと、互いの動きがバラバラになり、小さな衝突が起こり、事故にも繫がっていきます。

TV報道で東日本の地震の被災状況、復興状況を毎日見ていますが、村や地域の指導者の「号令」というか「指示」のよしあしで、復興の進み具合、住民の団結に差が出てきていることが分ります。
普段、何気なくスムーズに流れている動きも、ひとたび指示系統が乱れると、集団の中で個々が自分勝手に動き始め、収支が取れなくなります。今、国難の時を思うと、小さな単位から大きな単位まで、的確な指示を出せるリーダーの存在が重要です。一国のリーダーが出す方向付けで、よい方向にも悪い方向にも向かっていく事は歴史が示しています。

正しく状況を分析判断し、国民を右往左往させない展望を早く示して欲しいと切に願います。ジムで運動しながら、こんなことを考えていました。



  古民家の内部はヒンヤリと涼しい空間が広がっています。