エミリーのつれづれ

日々の暮らしぶりを紹介します。

鈍行列車の旅・2

2008年04月06日 | Weblog
4月5日(晴れ)
朝一番、再び船に乗り宮島へ。参道は美しく桜が咲きそろい春爛漫です。美しい朱塗りの厳島神社の回廊をめぐり、大願寺・大聖院・千畳閣・五重塔などの荘厳な寺々をゆっくり参拝して、観光客が詰め掛ける前に宮島口に戻り、ここから父が住まっている施設を訪問しました。指圧を勉強している同行の友人は進んで父の身体を指圧して下さり、とても喜んでくれました。

2時間ほど滞在し、そのあと平和記念公園に立ち寄り原爆ドームを見学しました。悲劇の大田川の両岸の桜は満開で、その下で多くの花見客が楽しそうに宴を開いていました。そのあと広島城、ひろしま美術館へ行き最終日の「田園讃歌」の特別展を見ました。ミレー、モネ、岸田劉生らの素晴らしい作品群に堪能しました。その後、郊外の公営のユース・ホステルに着き、2日目の旅も目一杯楽しみ終了しました。

鈍行列車の旅・1

2008年04月06日 | Weblog
4月4日(晴れ)
朝9時、JRでの旅のスタート。普通列車に8回の乗り継ぎをし、この日の最終地点の広島・安芸の宮島へ到着したのは夜8時。それぞれの乗り継ぎ時間はどこも5分間程度です。列車がホームに着くや全速力で階段を駆け下り、そして階段を駆け登って列車に飛び込むや出発という離れ業の連続でした。

途中、山陽本線を離れて福山から福塩線に乗り継ぎ三次へ行きました。春のお彼岸に墓参りが出来なかったので、ここへ来るのが今回の旅の大きな目的の一つでした。タクシーを待たせて心ばかりの墓参りをし、また列車に乗り込み広島駅から山口行きに乗り換え宮島口へ。ここで今日の宿泊場所のユース・ホステルでチェックインを済ませ、また船に乗り継ぎ宮島へ。わずか10分ほどですが、漆黒の海の対岸の光がキラキラと輝く静かな船旅をして島に上陸。朱塗りの大鳥居がとても印象的でした。10時、閉店間際のレストランで地場産の魚料理を食べて、今日の長い旅は終了しました。