桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2012・3・13

2012年03月14日 | Weblog
久々にお金の話。と言ってもいつもの愚痴じゃなくて、もしも本当だったら背筋が凍るようなミステリーになった筈だ。それはミッドタウンのスーパーで起きた。卵と豆腐と牛乳とカキフライを買ってレジでいつものようにカードで払おうとしたのだけど、ないのだ。カード入れにクレジットカードがないのだ。そんな筈は……そんな筈は……と探し続けるが、ない。何処で落としたんだ?と深刻な顔になっている間にレジには列ができる。たった900円程度だ。現金で払えよとレジのオバサンが睨んでいる。けど、俺は今、現金不携帯の常習者だ。カードでマイルを貯める意味あいもあるけど、二月から”ある事情”でできるだけ現金を持ち歩かないことにしていて、たった900円でもカードで払うつもりだったのだ。処がそのカードがない。今すぐカード会社に連絡したかったが、とりあえずは900円の支払いだ。でも、現金はないし……と途方にくれた時に目に入ったその店のポイントカード。確か8000ポイント以上溜まっている筈と、オバサンにこれでも支払えますか?と聞くと大丈夫ですと言われて、地獄で仏だったが、買い物をビニール袋に詰めると、早速カード会社に連絡しようと手帳を見てみたらまたまた地獄へ逆戻り。正月には毎年書き写している筈のカード会社の連絡席が今年はまだ書き写してなかったのだ。それじゃどうしようもない。部屋に帰れば去年の手帳はあるけど、もう開店直前だし、戻っている時間的余裕はない。でも、このままにしておいて誰かに使われてしまったらどうするんだ?それにしても何処でなくしたんだ?確か最後に使ったのは昨日渋谷の市場ですき焼用の牛肉を買った時だった。ひょっとしてあの時忘れてきたのかもしれない。だったらその店に電話してみたら遺失物として届いているのではないかと店に戻るやいなや昨日の領収書をバッグから取り出して電話をしようとした時だった。店の電話の傍にあるカードの暗証番号を押す機械に一枚のカードが入ったままになっているのに気づいたのだ。やばい!誰かお客さんのカードを……とゾッとしたた次の瞬間、それが俺のカードだと気づく。そうだった。昨日カード決算の練習をしていてそのままだったのだ。全く嫌になる。大事なカードを丸一日近く放りぱなしにしておいて、何かの事情でそれが使われたらと想像するだけでホント背筋が凍って、その場に座り込んでしまった。もうそれだけで疲れ切って店をあける力がなくしてしまったが、、よくしたもので、店は昨日に続いて今日もお客さんが二人きりで売上も六千円なんて開店休業も同然。店を開ける力がない店主に神様は優しい。コレドのホームページのアドレスイベントスペースの使用要項などご参照ください。
[3月の予定] 3/15(木)パーティ、3/16(金)乃木坂de575 3/19(月)パーティ 3/22(木)パーティ 3/23(金)~25(日)演劇集団AutoFocus公演  3/28(水)~29(木)グリーンフラッシュ公演
「4月の予定」4/5(木)スペースレンタル 4/6(金)~8(日)藤尾京子作演出作品  4/17(火)公演予定あり 4/20(金)乃木坂de575 4/24(火)朗読イベント  4/28(土)~29(日)マサコルト公演