桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2012・2・27

2012年02月28日 | Weblog
数日前団体客で来た中の一人の若い女性と意気投合して話し込んでしまった。けど、彼女は遠くに住んでいて東京にそんなに来る機会はなさそうだし、またお喋りする機会はないだろうなと諦めかけていたら、みんなと一緒に帰る時に「桃井さん、握手して下さい」と言われ、喜んで手を握ったら中に丸めた紙切れが入っていた。彼女の携帯とメールアドレスだった。本当なら俺から名刺を渡す処だったのに、先を越された上にこんな昔っぽいやり方で連絡先を教えてくれるなんて、飛び上がらんばかりの嬉しさだった。女好きの桃井のことだから当然すぐ電話かメールして焼鳥でも食べにいこうよと誘っただろうと想像するだろう。処が今の桃井は体と心が固くなっていてすぐには動けないので何もしてないというような話を、今日来店してくれた近所の会社の社長秘書でフラメンコ修行中の「女子大生」Yさんにしたら、女性から連絡先を教えておかれて放っておくなんて犯罪的?と言われたので、後でトイレに入って「ステキなプレゼント有り難う。一生大事に使います」とメールする64歳だったけど、このサジェスチョンには感謝したものの、後で「フラメンコ フラメンコ」という映画の話になって、踊りをテーマにした映画が大好きな俺としては絶対この映画をみたいと思っていたし、フラメンコ修行中のYさんだって見たいはずだと思って今度の日曜日一緒にいかないとみんなの前で公然と誘ってみたのだけど、午後から用事があるし、桃井さんと映画なんてというニュアンスで軽く断られてしまった。「飲みにいかない?」とか「ご飯たべにいかない?」と誘って断られるのにはなれているけど、「映画にいかない?」と誘って「ごめんなさい」と断られるのって、高校生みたいでなんとなく新鮮。Yさんは「女子大生」から「女子高生」に格上げか格下げ。そんなこんなの春めいた一日。お客さんも早い時間から取材を兼ねたA芸能のIさんとMさん、俺とYさんの会話を面白がって聞いていてくれたS大学経済学部教授のSさん、半年ぶり位にきてくれた広尾時代は常連中の常連だった通販化粧品会社Kの実質№1のMちゃん、TテレビのKプロデューサーと俳優事務所社長のBさん、女優兼作家のKさんと作家志望の若者二人、オペラ歌手のAさんを案内してきたIさんたち、近所にあるEレコードの社長で有名プロデューサーのKさんとスタッフたち、近所のシルバーモデルのMさん、今日もまた稲荷寿司をお土産にもっできてくれた法律事務所勤務のNさん、秋にウチで芝居をやりたいと訪ねてきて飲んで行ってくれたOさんたち女性二人組、前から気になっていたと今日勇気を奮って入ってきてくれた近所のSさんたちで賑わって、一足早いお花見ムード。どちらも好きじゃなかったけど、こんな春めいたお花見ムードだったらずっと続いてほしい。コレドのホームページのアドレスイベントスペースの使用要項などご参照ください。
[3月の予定]3/10(土)パーティ 3/16(金)乃木坂de575  3/23(金)~25(日)演劇集団AutoFocus公演  3/28(水)~29(木)グリーンフラッシュ公演
「4月の予定」4/6(金)~8(日)藤尾京子作演出作品  4/20(金)乃木坂de575 4/24(火)朗読イベント  4/28(土)~29(日)公演予定あり