桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2012・2・8

2012年02月09日 | Weblog
安売りしていたニュージーランド産のステーキ肉200グラムをニンニク二粒と一緒に焼いて、その上にチーズを溶かし、クレソンサラダ、マッシュポテトと一緒に食べる。スープはミネストローネ。2時からポルトガル語の個人レッスンの為に麻布十番にあるポルトガル文化センターへ。先週は忙しくて宿題をする時間がなかったので開口一番M先生に「Descupe、a semana passada、nao pude estudar portugues porque tive muito trablho(ごめんなさい。先週は仕事が忙しくて勉強できませんでした)とポルトガル語で言い訳したら「Muito ben(よくできました)」と誉められる。宿題を忘れた言い訳をして誉められるなんて、勉強することが楽しくてたまらない。でも、その国の言葉を覚えると云うことは、その国の文化を覚えると云うことでもあり、レッスンの合間合間にM先生と教えて貰うポルトガル人気質みたいなものを知ることができるのも楽しみの一つになっている。今日はどうしてポルトガルにはさっき食べたステーキがレストランにないのか疑問になって聞いてみたら、ポルトガル人はポルトガル料理しか原則的に食べない。日本で見かけるステーキはアメリカ料理ですと軽く言われる。そうか?日本ほど色々な国の料理を取り入れている国はないと言われるけど、頑固に自分の国の料理を守ると云うことの方がステキな気がしてきたのは、俺が単なるポルトガルフリークだからか?一時間の筈の個人レッスンが二時間になって(有り難う、M先生)買い物して4時半に店へ。昨日一昨日と想像以上の売上で、流行りの店のオーナー気分でトイレ掃除から始めて昨日やりっ放しにした洗い物、更にはカレー、ポルトガル風玉子焼、アラビアータソースを作って、お客さんに備えたけど、今日はIT企業を経営するEさん、最近頻繁にきてくれるイタリア人のFさん、シニアになってから演劇マニアになったSさん、カリスマ美容師のKさんの四人だけ。たちまち倒産寸前の店のオーナーに気分が戻る。後片付けしていたら最終電車に乗り遅れそうになったので慌てて駅の階段を駆け降りる。息が荒くなって苦しい。帰宅してから明日母に持っていくつもりで店の暇な時間を使って作っておいたベーコンの塊とじゃがいもと人参のポトフ風を味見を兼ねて空腹を満たす★コレドのホームページのアドレスイベントスケジュールなどご参照ください。