桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2012・2・20

2012年02月21日 | Weblog
万が一というか、そろそろというか、今のスペースの家賃を支払うことができなくなって立ち退かなくてはならない時に備えて、ある人の紹介で広尾にあるビルの一室を内装業者と午前中の11時に待ち合わせて見に行く。駅から徒歩十数分、ビルの四階……隠れ家的には最適な店ができるに違いない。でも、料金的には倍近くにしなくてはならないし、今までのお客さんは殆どこなくなる。かなりの利益が見込まれるのならともかく、こっちでも赤字経営をせざるえないのだったら、ここで店をやるのを躊躇するなんてことを帰りに母の処に寄って、チマキを一緒に食べながらボヤく。4時までには店にいかなくてはならなかったので、このまま街をウロウロしていようかと思ったけど、早起きして眠気が襲ってきていたので、五反田に戻ってひと眠りしてからポルトガル語の日記を二日分書いてから再びバスで六本木へ。5時に女優のTさん来店。急遽三月にやることになったイベントの打合せ。いい女との二人きりでの打合せはいつもドキドキする。おいおいそんなこと意識していてどうするんだ?と自分を叱って、彼女が帰った後、トリッパとレバーの赤ワイン煮を作る為に臓物と格闘していたら、早い時間にいつも美女連れの名前もイニシャルもNGのUさん、近所に住むIT関係の会社を経営するEさん、入れ違いに稲荷寿司を土産に法律事務所勤務のNさん、続いて俳優事務所社長のBさん、監督のIさん、最近公開された長編映画第一作がヒット中の女性監督のMさん、T映画のプロデューサーAさん、遅い時間に編集作業を終えた近所の制作会社の演出家のKさんと助手のNさん、編集のNさんなどが来店してくれる。12時前にみんな帰ったけど、Kさんと助手のNさんが残って三時近くまで……なんて書くといかにも迷惑そうだけど、実はこのNさんというが、まだ27歳の美人で、且つ話してみると、ひどく大人で、頭がいい女性なもんだから、俺の方がいつまでも話していたくて、引き止めたのが真相だ。64歳の俺と対等に話せる27歳の女性って、それだけで美しく魅惑的だと彼女たちが帰った後、ちょっと感傷に浸っていたが、ふと気づくと今日は母とチマキしか食べてないことに気づき、Nさんの色香が残る空間で、法律事務所のNさんにお土産に貰った稲荷寿司を貪り食うコレドのホームページのアドレスイベントスペースの使用要項などご参照ください。コレドシアターのスケジュールは都合によりしばらく間この日記の最後にお知らせしていきます。
[2月の予定] 2/24(金)~26(日)Manhattan96公演
[3月の予定]3/10(土)パーティ 3/16(金)乃木坂de575  3/23(金)~25(日)演劇集団AutoFocus公演  3/28(水)~29(木)グリーンフラッシュ公演
「4月の予定」4/6(木)~8(日)藤尾京子作演出作品  4/20(金)乃木坂de575 4/24(火)朗読イベント  4/28(土)~29(日)公演予定あり