桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2009・11・21

2009年11月22日 | Weblog
夕べ部屋に帰ったのが5時近くだったのに、今日は11時までには店に行かなくてはならなかったし、目覚時計が壊れているので起きられるかどうか不安になって、眠れなくなってしまう。仕方なくベッドから出て本を読みだすが、そうしたらそうしたでウタタネしてしまい、これはやばいと8時過ぎには散歩に出かけて目を覚まそうとする。でも、こんなことしていたら一日もたないと思い直して、店で仮眠しようと行ってみたら、まだビルのシャッターが閉まっていて中に入れない。困った挙げ句、電車に乗ることにする。千代田線の我孫子まで約一時間、そのままトンボ帰りすれば合わせて二時間。電車の中で眠れる筈。でも、行きはよかったのだが、帰りは乃木坂を通り越して代々木上原まで。店についたのは11時を10分程過ぎてしまっていた。長い旅だった。店にこんな早い時間に行ったのは、今日のマチネ公演の開場時間が1時で、食事のオーダーが予想されるのに昨日の段階でカレー、コロッケ、スペイン風お焼きなどがみんななくなってしまっていたので、それらを作らなくてはならなかったからだ。二時間、眠気を堪えて厨房に立ち続けるが、こういう時に限って料理のオーダーがでないと云うジンクス通り、注文されたのはカマンベールチーズ一つだけ。そのまま開演時間になって、俺も見ることになったが、芝居の内容は意欲的であるのに俺の睡眠細胞が活発に動きだし、いつのまにか夢の世界へ入っていた。ごめん、Kさんたち。終演後、買い物して一旦帰宅して日記の執筆と経理事務。仮眠しようとしたが、タイムアップして7時半には再び店へ。ソワレ公演が終わってから観客と来ていた日活時代の知り合いである映画監督のKさん、そしてカウンターに今日は珍しく早く飲みに来ていた近所に住む若手女性監督のKさんと映画談義。今日は土曜日だし、12時には閉店する筈だったが、他にも高校の同級生で近所に住むMさん、今日で来店数トップに躍り出た夕刊FのUさん、教室の生徒さん5人と一緒に来てくれた脚本家のIちゃん、京都生まれで神楽坂在住のSちゃんなどで2時近くまで。部屋に帰って飯蛸を入れた鍋を作って食べだすが、眠気が優先。食べながらウトウトしてしまった眠気との闘いの一日。
☆年末は12月31日まで営業します(但し12/26~31までは12時で閉店)。新年は1月7日から営業予定。