桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2009・11・18

2009年11月19日 | Weblog
今日の6時から11時半までの間に俺はどれだけの料理を作ったのか?まず仕入れから帰ってきたら、女性脚本家のSさんが芝居のプロデューサーのSさんと女優のYさんと来店していて、スペイン風玉子焼きとソーセージの盛り合わせを出した。続いて広告会社社長のIさんたちにはチーズの盛り合わせ、レバーの赤ワイン煮ともろキューの盛り合わせにすき焼き三人前、でも、その頃には今日のイベントの観客が来店していて、7時の開演時までにパスタ、コロッケ、鶏の唐揚げ、ソーセージ盛り合わせ、焼おにぎり、チーズなど15オーダーをこなして、更に芝居が終わったら打ち上げパーティの為にカナッペ、枝豆、ソーセージ盛り合わせ、アラビアータパスタ、明太子パスタ、鶏の唐揚げ、炒飯、いわしとじゃが芋の包み焼き、ピザを一つづつ、ではなくて、各14人前!でも、その間にホボ半年ぶりにカナダから帰国したプログラマーのI君に大好物のカキカレーを、そしてSミュージックのNさんがスタッフ4人ときてくれたので、すき焼き4人前とカキカレーを、銀座ママのSさんとHさんにはポークカレーとチーズ豆腐を、他にも何か作った気がするけど、思い出さない。多分、100は超えている気がする。いつもならMに何か作って食べさせるのだけど、そんな余裕と時間はなし。カウンターには有名脚本家のKさん、京都の撮影所で国民的時代劇のプロデューサーをしていたFさん、ホボ一カ月ぶりの来店となるAN嬢、法律事務所勤務のNさんらが来てくれたけど、殆どお喋りする余裕と時間はなし。その後、山のような食器洗いを終えて3時近くに店を出た時には、歩いているのがやっと。勿論、部屋に帰って何か作る能力はなくなっているので、Mに介護して貰いながら上海の裏町にありそうな中華料理の店で辿りつき、寝る前にいけない、いけないとお互いに言いつつ、俺は大口餃子と香味ラーメン、Mは豚炒飯を食べるのが、総合的客観的ギリギリの選択だった。