桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2006・6・25

2006年06月26日 | Weblog
朝の十時に店へ鍵を開けに行ったその足で、フラッと松本に行こうと思った。今日のイベントはそう観客が多くないし、TちゃんとMちゃん二人でやれる筈だ。夕方までアルプスを眺めながらぼんやりとした時間を過ごし、鯉でも食べて店が終るまでに帰ってくればいい、なんて思っていた。ところがその計画は簡単に頓挫する。俺がイベントの開始時間を一時間間違えていた為、TちゃんとMちゃんの出勤時間を早める必要が出てきたのだ。でも、まだ十一時前。朝方寝る彼女たちとは連絡がとれない。万が一どちらかが一時間早く出てこれないと云うことになったら、俺が代役を勤めなくてはならない、と云うことであずさ2号(3号か4号かも?)には乗ることが出来なかった。ホント、俺は旅に縁がない。仕方なく部屋に戻って、列車の中で食べるつもりで買ったサンドイッチで食事。不味い。一時過ぎTちゃんMちゃんと連絡が取れて二人共一時間早くきてくれることになり、ホッとした途端、九時起きだったこともあり、睡魔に襲われ、ベッドへ。夕方までダラダラと寝る。このまま今日は休んでしまいたかったけど、昔生活を一緒にしたことがあるAが店に行くとのメールが入っていたので7時過ぎ出勤。Aとは別れた際に色々トラブルがあって、弱みを握られているので、ご機嫌を損ねない為にはこっちも酔ってしまう必要があって(と云う言い訳をして)早い時間からウイスキーをロックでグイグイやる。今日のイベント(二人芝居)の女優Mたちも加わってAが帰った12時近くまで飲み続けた為、店を閉める頃にはもう意識が半分何処かに飛んでいたのだけど、夕べから焼き肉を食べたいと云う欲望だけは残っていたらしく、Tちゃんたちを引き連れて近所の焼き肉屋へ。それから何があってどうしたのか、今この日記を書いている部屋には二人の女優さんが眠っている。