桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2006・3・26

2006年03月27日 | Weblog
夕べ寝ようとしていたら、Aが帰れなくなっちゃったから泊めてとかなり酔って部屋に来た。昼近くに起きたら、Aが「大変、遅刻しちゃう」と慌てている。今日はこれから婚約者とデイトらしい。「忘れ物はないのか」と見送る俺って何なんだろう?なんて思いながら遅い食事を取っていたら、今度はSが電話して来て「何してるの?」と聞くもんだから「ご飯を食べてる」と答えたら、「私も食べたい」と訪ねて来る。オカズの残りに鮭を焼いてあげて食べさせる。俺はお茶を飲みながらお喋り。店に行く時間になったので一緒に来るかと聞いたら、Sもこれから彼の家に行くと云う。「またご飯食べさせてね」と明るく手を振って地下鉄の階段に消えて行くSを見送って店へ。AともSとも昔男女関係だったけど、今はなに関係?仮眠施設の管理人と食堂のおばちゃんか?なんて自嘲しながら夕べのパーティの後片付けをしていたら、北海道知床から直送された筋子の醤油漬けの忘れ物を発見。冷蔵庫に入れておかなかったのでもう駄目かも知れないし、確か店にも1パックくれると言っていた覚えがあったので封を破って味見をしてみたら、まだまだ行けるどころかこれがとんでもなく美味。最初のお客さんAN嬢にもお裾分けしたら日本酒が飲みたいと云うので、自転車を走らせて日本酒を買って来る。日本酒と筋子、しばし至福の時。そこへ若い美人プロデューサーのKさんが先日のスペース使用料をわざわざ払いに来てくれたので、無理やり座らせて至福のお裾分け。Kさんも会社に戻らなくてはいけないと言いつつ、この至福からは逃れられずに10時過ぎまで逗留。こんな光景は、病み上がりで医者からアルコールを禁じられているTちゃんには目の毒だったかもしれない。我慢出来ずにマル禁をやぶってしまい、しばらくして気持ち悪くなってしまう。罪作りな筋子だ。でも、そのお蔭で仮眠施設の管理人と食堂のおばちゃんのモヤモヤはすっかり解消した。