笑顔の江川

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薬害被害者、がん患者の支援活動
尊敬する勝海舟や田中正造のコメント

勝海舟の「道」

2013-03-21 21:06:06 | 日記

巌本善治の「海舟座談」という本があります。巌本善治が晩年の勝海舟に質問して答えるといった形のものです。勝海舟に「道」について質問しています。

「主義だの、道だのといって、ただこればかりだと、極めることは、私は極く嫌いです。道といっても大道もあり、小道もあり、上に上があります。その人一つを取って、他を排斥するということは、不断から決してしません。人が来て、色々八釜しく言いますと、『そういうこともあろうかナ』と言って置いて、争わない。そしてあとでよくよく考えて、色々に比較して見ると、上に上があると思って、真に愉快です。研究というものは、死んで初めて止むもので、それまでは苦学です。一日で止めるということはありません。」(巌本善治編「海舟座談」より)

勝海舟らしい答えです。優柔不断のようで一日一日苦学の連続。やはり地道に一歩一歩進めということでしょうか。私などは耳の痛い言葉です。

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薬害防止のための第三者監視組織

2013-03-20 08:26:16 | 日記

薬害肝炎被害者が二度と悲惨な薬害を繰り返させないために国に薬害防止のための第三者監視組織の創設を求め、歴代の厚生労働大臣も国会に法律を提出して成立の約束をしていましたが、いまだにできていません。国会では超党派の国会議員が創設に向けて動き出しています。薬害防止の議連創立総会が4月2日(火)12時~13時まで参議院議員会館の一階101で行われるそうです。薬害防止のための第三者監視組織の創設は薬害肝炎訴訟原告の願いです。国民からその必要性の声を訴えましょう。

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要請にセミナーに読書会と都内をぐるぐる回りました

2013-03-19 22:16:58 | 日記

今日は夏の薬害根絶デーの支援要請に新宿と田端の労働組合を回り、その後、東京駅近くの製薬企業関係者が集まる知的財産セミナーと交流会に参加して、最後は王子の渋沢史料館で行われた渋沢栄一「論語と算盤」読書会に参加しました。一日で様々な立場の人と出会い世の中の出来事が多く情報収集出来ました。現代の世の中で大きく動こうとしているものとなかなか動かいないものがあり、それぞれの立場で受け止め方が違います。政府の経済政策で注目されている医療分野で産官学の連携がすすめられていますが、経済優先で患者さんが薬害エイズの時のように薬害被害者にならないようにしっかりと見ていく必要があります。

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境界を生きるー生きづらい社会から生きやすい社会へ

2013-03-18 21:19:54 | 日記

前にもご紹介しましたが毎日新聞社から「境界を生きる」という新刊書が出ています。心と体の性が合わない性同一性障害者や同性愛者の当事者の生の声をもとにこの社会で生きることの難しさが書かれています。親や学校、職場で理解されず差別・偏見の中で自殺に追い込まれたり学校の友人や生まれ故郷をはなれて孤独の中に生きていく様子、また、同じ境遇の人同士で助け合い自ら差別・偏見のない社会へ変えていこう活動を始める人、様々に正に社会の狭間ー境界にマイノリティ(少数者)として生きている現場を書いています。なんでも画一化されレールに乗れば便利な社会ですが、レールからはじき出された少数者は行き場を失います。画一化された社会は一見整っているかのように見えますが、一人ひとりの個性が失われ、その存在すら見失われます。一人ひとりの豊かな個性を分かち合う社会になれば、なんと素敵な社会になるでしょう。生きづらい社会から生きやすい社会へ活動を続けていきたいと思います。

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「気」を養うー勝海舟

2013-03-17 21:36:38 | 日記

「自分の心にとがめるところがあれば、いつとなく気がうえてくる。すると鬼神と共に動くところの至誠が乏しくなってくるのです。そこで、人間は平生踏むところの筋道が大切ですよ」(勝海舟「氷川清話」より)

これは誰しもあるとこでしょう。私もよくあります。人生あっちいったりこっちいったり・・・

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