笑顔の江川

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薬害イレッサ訴訟、B型肝炎訴訟の解決に向け国民の声を

2010-11-25 21:25:41 | 日記
本日、参議院議員会館の会議室でB型肝炎訴訟の総決起集会が行われました。
B型肝炎訴訟は現在、和解協議が進行中ですがB型肝炎患者の原告と国の間で和解の内容に隔たりがあり難航しています。早期解決を求めて国会も動き出して、明日、衆議院厚生労働委員会でB型肝炎問題の参考人質疑が行われます。肝臓病の専門医やB型肝炎患者、B型肝炎訴訟弁護団が参考人として意見を述べます。専門家による意見も大切ですが、国民がB型肝炎問題に関心を持ち、国民の側から解決に向けての声を出すことが解決のための大きな力になります。
明日(26日)は午前9時から12時まで衆議院厚生労働委員会で参考人質疑、午後3時から5時まで衆議院第2議員会館多目的会議室で報告集会が行われます。

薬害イレッサ訴訟も来年の判決に向けて大詰めにきています。薬害イレッサ問題の解決は「がん患者の命の重さ」を国民の声が国に届くかが解決の鍵となると思います。明日(26日)は午後6時30分から8時30分まで文京区民センターで総決起集会が行われます。

薬害イレッサ訴訟、B型肝炎訴訟とも解決に向け大詰めにきています。
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B型肝炎訴訟の解決に向けて

2010-11-24 10:22:16 | 日記
B型肝炎訴訟の解決に向けて国会が動き出しました。

●11月25日(木)
12時~13時 首相官邸前・宣伝行動
15時~17時 早期解決をめざす決起集会(参院議員会館・101会議室)

●11月26日(金)
 9時~12時 衆議院厚生労働委員会・傍聴
15時~17時 参考人質疑の報告会(衆院第2議員会館・多目的会議室)

参考人は以下の6名が決まりました。
当日は、この6名に対して与野党の国会議員から質問がなされます。
・佐藤哲之弁護士(B型肝炎訴訟全国連絡会代表)
・木村伸一氏(最高裁での訴訟の原告)
・天野氏(日肝協=患者団体)
・熊田医師(虎ノ門病院)
・溝上医師(国立国際医療センター)
・香坂医師(東京西徳州会病院)


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患者さんの保険相談

2010-11-23 14:38:04 | 日記
私はHIV陽性者やHCV陽性者の方からよく保険相談を受けています。
患者さんにとって医療費の問題は特に大きく経済的負担が生計に重くのしかかってきます。よくある相談は、生活が苦しくなって長年加入していた生命保険を解約して保険料が割安な医療保険に加入できないかとの相談です。高額な医療費を保険料が割安な医療保険でカバーしようということですが、そのような場合、だいたい加入されている保険を理解されていない人が多いです。生命保険といっても死亡保障だけではなくいろいろな活用方法があります。しかし、ほとんどの人は保険料負担がネックになってわずかな解約金をもらって解約してしまいます。
すでに既往症をお持ちの方はなかなか医療保険には加入しにくいのですが最近、告知書の告知事項が緩和されて既往症を持っている人でも加入が可能な引受緩和型医療保険という商品が保険会社各社から発売されていますが、商品の内容だけでなく、病気の内容によっても違いますが、病気になってどのような費用がかかるかも考えなければなりません。たとえば、がんにしても肝炎にしても、医療技術の進歩により入院したり手術したりすることが少なくなり、通院で投薬を受けて長く治療するケースが増えていますが、その場合、従来型の医療保険では入院と手術給付金しか出ません。その場合、長い期間通院して高額の医療費がかかっても保険から一銭も出ません。また、長い期間治療するということは、仕事に就けなくなったり就労時間を減らしたりしますから収入が減少しますし、療養のために医療費以外の負担も増えたりします。負担の方ばかりを申し上げましたが、民間の医療保険だけをあてにするのではなく、公的医療保険には高額療養費制度といって所得に応じて一定の医療費以上の医療費がかかった場合、手続きによって戻ってくる制度もありますし、個々の疾病の中には医療費助成制度がありものもあります。
私もそうですが、どうしても厳しくなってくると目先に名前で手っ取り早いものに行きがちですが、公的な保険と民間の保険、民間の保険も医療保険に限らず保険の全体像からご自分の患っている疾病や状況に応じて考えていくべきでしょう。そのようなことも考えて保険の見直しをすることが大切だと思います。
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人材は何処にでも・・・

2010-11-22 22:26:23 | 日記
「・・・今日困るのは、差し当たり世間を承知さするだけの勲功と経歴とを持っている人材がいないことだ。けれども、人材だって、そう誂え向きのものばかり何処にもないさ。大公望は国会議員でも、演説家でも、著述家でも新聞記者でもなく、ただ朝から晩までツリばかりしていた男だ。人材などは、騒がなくっても、眼玉ひとつで何処にでもいるよ。」(勝海舟・氷川清話より)
いつのながら勝海舟の言葉は、今の世の中にも良く当てはまりますね。国会にも社会にも人材がいないと先が見えない失望のような声がよく聞こえていますが、勝海舟の言うように人材は何処にでもいるのかもしれません。しかし、他人事のように誰かが社会を良くしてくれるというような姿勢では、いつまでたっても良い社会にはならないでしょう。人材は私たちの身近、いや、自分自身、そう自分自身が良い社会を作り出していく姿勢を持って良い人材が生まれてくるのではないでしょうか。
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聖書を読んだサムライたち

2010-11-21 12:45:58 | 日記
「聖書を読んだサムライたちーもうひとつの幕末維新史」(守部喜雅・いのちのことば社 フォレストブックス)を今、面白く呼んでいます。
坂本龍馬を斬ったとされる今井信郎、坂本龍馬の甥で自由民権運動の志士坂本直寛、同志社を設立した新島襄などが幕末から明治維新にかけて生きた中で聖書との出会いを描いた書物です。ほかにも内村鑑三や新稲戸稲造、津田梅子、山本八重などの人生も描かれています。また、この人達の人生に大きな影響を与えた西郷隆盛、板垣退助、勝海舟なども出てきます。
私は、特に目をひいたのは、幕末の尊皇攘夷の志士やそれに対立した幕臣たちが、まだキリスト教禁制の時代でも聖書を知識としてでなく信仰心として読み、その後の行動に大きな影響を与えているということです。人間は誰でもどんな逆境においても希望を見出せたなら乗り越えられるということを登場人物のなかで描かれています。聖書との出会いはそれぞれ違いますが、立場は違っても聖書との出会いにより希望を見出しています。
現代の社会の中で静かに聖書を読んでみたいと思います。
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