緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

医療機関を点々として

2006年11月07日 | 医療

診断、手術、化学療法、骨への放射線療法、癌ワクチン、肝へのラジオ波、肺への塞栓術、丸山ワクチン・・その他、私には分からない治療・・そして、疼痛緩和。 遠いところでは九州と、全て異なった急性期医療機関を点々としていらっしゃるのです。

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幸いにも、地域の先生がとてもよくサポートされていました。 ただ、治療の主治医がいらっしゃらないのです。 年齢には見えないほど若々しく、全国の究極の医療を探されてきたことが進行を遅らせてきたのだと思いました。 ただ、これからは、一部分だけをを見ていると腎障害の悪化を見落としたり、他の進行に気がつかなかったりする可能性もあり、がん治療の側面から全体を経時的に見ていく医療者が絶対必要だと思うのです。 ご本人も、「主治医は私だったと思います。 これからはもうどうすればよいか・・」と困惑されていました。 

椎体形成術の医師があるがんの雑誌に出ていたので、広島に行こうかと思っていると言われた時、流石に、依頼があった疼痛緩和薬を処方して終わり・・とはできず、私のいる病院の椎体形成術担当の医師に取次ぎ、その後のことを考えていくことにしましたが・・


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