緩和ケアというより感染症情報です。
1970年以来国内での報告がなかった
狂犬病患者さんが国内で2例(京都、横浜)発生しています。
二人とも、フィリピンで8月ごろ犬に咬まれ
帰国後国内で水が飲み辛い、幻覚症状、呼吸困難で
発症しています。
潜伏期間が1~3ヶ月。
発病後の有効な治療法はありません。
特徴として、恐水症(水をみると首の筋肉が痙攣する)
恐風症(冷たい風にあたると同様に痙攣する)などがあります。
一旦発症してしまうと100%の死亡率ですが、
発症する前に ワクチンプログラム(ワクチンを打ち続ける)を行えば
発症を防ぐことができます。
日本、オーストラリア、ニュージーランド以外では
どこでも感染の危険はあり、
特にアジアの死亡率は世界の1/2以上を占めています。
動物とむやみに接触しないこと
万一咬まれたら、十分石鹸と流水で洗うこと
現地医療機関で暴露後ワクチン接種を受けること
帰国後検疫所に届け出ること
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今日も、お付き合いくださりありがとう。明日も、来て下さいね。
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