江戸前ネギ巻き寿司

オタク一匹の日常を綴る。
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私とゲーム音楽⑦ -新世界楽曲雑伎団-

2007年03月30日 20時09分16秒 | 画集・CDレビュー
 ども、天候が悪いと体調が崩れるような気がする江戸です。こちらは延々と曇り空で、たまに雪がちらついております。そんなすぐれない天候に合わせるかのように、なんだか私の身体もダルイ……(´・ω・`)。やっぱり気圧の関係とかあるのでしょうかねぇ……。
 まあ、昨日は4時間以下しか眠っていなかったので、その疲れが残っているのかもしれませんが。今日は8時間は眠ったのにやっぱり厳しい。体力が無いなぁ……。



 さて、今日はゲーム音楽について語るコーナーの第7弾!(前回間違って「⑤」にしちゃった……) たぶん今回が最終回です。いいかげん、ネタにつかえるCDのストックが切れてきたので……(;´Д`)。まあ、新しいのを買ったら何か語る事もあるかもしれませんがね。
 ともかく、今回はSNKの音楽チーム、「新世界楽曲雑伎団」の作品について語ってみようと思います。

 SNKといえば格闘ゲーム全盛期においては、格闘ゲーム業界で1、2を争うメーカーであったというのが私個人の認識でした。でも、その後の没落の様が凄まじくて泣ける……つдT)。そういえば、専門学校時代の友人が二人ほど入社していたのですが、現在は両名とも消息が知れず。今何やってるんだろ……(;´Д`)。

 それはさておき、そんなSNKのゲームを私が初めてプレイしたのは『サムライスピリッツ』でしたかねぇ……。

     
     サムライスピリッツイメージアルバム
 格闘ゲームはそれまでに殆どプレイした事は無かったのですが、『サムライスピリッツ』をプレイした事を切っ掛けにして、このジャンルに大ハマリしました。そして、このゲームをプレイする為に頻繁にゲーセンに行っていましたし、ネオジオCDも買いました(ロムは高価すぎて無理)。そういう意味でなら、我が人生で最も金をつぎ込んだゲームは、間違いなくこの「サムライスピリッツ」という事になるのでしょう。
 で、BGMの方も当然かなり好きで、このイメージアルバムは今でもよく聴きますね。そんな訳でほとんど全ての曲がお気に入りなのですが、特に好きなのはナコルルの「自然の宴」と、服部半蔵の「影」、そしてガルフォードの「鮪」。この忍者コンビの曲は、異様に格好いいので、機会があれば是非聴いて欲しい曲ですね。でも、出来れば2曲連続で。尺八がメインでスローテンポな曲調の「影」から、エレキギターがメインでアップテンポな曲調の「鮪」への移り変わりが見事なのですよ。
 
 そして、続編の「真サムライスピリッツ」もかなり好きで、やり込んだゲームです。

     
     真サムライスピリッツ アレンジサウンドトラックス
 こちらでもナコルルの「自然の宴 春」が好きです。綺麗な曲ですよね。その他では、チャムチャムの「獣女」や、黒子の「お調子六句」、羅将神ミヅキの「邪神」が特に好き。
 ともかく、この頃までの「新世界楽曲雑伎団」は文句の付けようの無いほどいい曲を提供してくれていました。しかし、後のシリーズがイマイチ。一応『斬紅郎無双剣』や、『天草降臨』等のアルバムも買ったのですが、今手元に残っていない事がそのクオリティを物語っていると思います。少なくとも私の好みではありませんでした。


 その他のSNKのゲームでは、『龍虎の拳2』のイメージアルバムもオススメ。

     
     龍虎の拳2 イメージアルバム
 やはり全体的に好きなのですが、特に好きなのがリー・パイロンの「中国老人-Metal Percus Mix-」、ミッキー・ロジャーの「栄光への序曲」、ジョージ・グローリーの「ムスタングマン」、ギース・ハワードの「ギースにキッス-Cyber Dub-」。
 「中国老人~」は、たまにテレビのバラエティ番組のBGMにも使われています。大体は中国料理を食べているシーンですが(笑)。あと、「ギースにキッス」は数あるギースのテーマのヴァージョンの中でも、これが一番好きですね。ギースの曲は、かなりファンの間で愛されているようなので、ある意味ではこれが「新世界楽曲雑伎団」の最高の曲と言ってもいいのかもしれません(個人的な主観ですが)。
 ちなみに、ゲームにおいてギースを倒す事は最後まで叶わなかった……。個人的には格ゲー最強キャラはこの『龍虎の拳2』のギース。


 さて、SNKにおいて看板作と言えば、ある時期においては確実に『餓狼伝説』シリーズであったと思います。『ザ・キング・オブ・ファイターズ』という意見もありそうですが、ゲームはともかく音楽的にはそれほど好きではありませんので無視。

 で、そのシリーズの中で、私が最高のBGMだったと思うのは『餓狼伝説スペシャル』の頃ですかね。

     
     
餓狼伝説スペシャル イメージアルバム part1、2
 これに収録されている曲はほぼ全曲好きですね。まあ、千葉麗子の歌は正直どうかと思いますが(笑)。でも、本当に良い曲ばかりです。まさにこの頃が「新世界楽曲雑伎団」の黄金時代だったと思います。
 そういえば、ネオジオCD版では、このアルバムの曲がそのままBGMとして収録されていたように思いますが、それ以前のオリジナルBGMも結構良かったですよね。リョウ・サカザキのステージで合いの手が入る所が好きだったのですが、それが無くなったのはちょっと残念。
 あと、ゲームではリョウ・サカザキに3秒でKOされたのも今となっては良い思い出です(笑)。

 で、「新世界楽曲雑伎団」の音楽はこの『餓狼伝説スペシャル』の頃がピークで、その後は急速に衰退していったというのが私個人の見方です。そんな訳で、その後の餓狼シリーズで買ったCDは、『餓狼伝説3』が最後となりました。

     
     餓狼伝説3 アレンジサウンドトラックス
 この時点では全然駄目というほどではないのだけど、以前ほどの魅力を感じなくなっていたのは事実です。まあ、これは「新世界楽曲雑伎団」に限らず、他のメーカーの音楽チームでも1995年頃をピークとして、それの後は急速に落ち込んでいっているような印象があるのですが。

 これは私の好みが変わったというか、時代の流れについて行けなかったという面もあるのかもしれません。この時期はプレイステーション等の次世代機が出始めていて、ゲーム音楽という物の様相が一変しましたから、それを私が受け入れられなかったという事は充分有り得ます。
 ただ、ゲーム業界も大きく動いていたので、制作環境が変わった為に慣れない制作体制を強いられたり、人材が他方面へ流出したり等の理由で、全体的に質が低下してしまったという面もあるのではないかとも思うのですがね。それが改善されないまま現在にいたってしまったような気がしてなりません。

 いずれにしても、最近ではゲームのサントラはあまり発売されなくなってしまいましたし、私自身が全くゲームをしなくなったという事もあって、良質なゲーム音楽に出会う機会が減ってしまいました。私にとっては、ゲームが数少ない音楽との接点だったので、なんだか寂しいですねぇ……。そんな訳で、ゲームの音楽について語るのは今回でひとまず最後です。また沢山語れるような状況になればいいんですけど、現状では難しいかなぁ……。


 じゃ、今日はここまで。

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2 コメント

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印象が薄いのが多いですよね。 (江戸まさひろ)
2007-03-31 01:00:43
シュウ 様

最近のゲーム音楽は環境音楽みたいのが流行なのか、印象が薄くて記憶に残らない物が多いですよね。
ただ、昔から活躍している作曲家は、今でも良い曲を書く人が多いので、環境音楽云々の問題ではなく、若い世代の実力が不足しているのではないかな?……とも思います。
今は高性能な機材があるから、昔より曲の制作が楽になっていると思うのですが、それだけに若い作曲家の基礎的な実力が培われる機会が少ないのではないかと……。
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Unknown (シュウ)
2007-03-30 22:58:13
ゲーム音楽といえば自分としてはロマサガやFFも好きだけど魔神転生2が特に好きでよくサントラ聴いてます。それにしてもやっぱりスーファミメガドラの頃が一番ゲーム音楽って輝いてましたね。プレステサターン以降はゲームは気に入ってもどうも音楽が印象に残らなくてサントラ買おうとはあまり思わなくなりましたし。
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