江戸前ネギ巻き寿司

オタク一匹の日常を綴る。
※各種作品のネタバレを含みます。
※最近は多肉植物・サボテンの観察日記的な要素も。

UFOの夏と地球儀

2006年07月02日 17時05分47秒 | ラノベ
 毎日家に引きこもって同人作業をしていると、特に語るべき事件がありません。そんな訳で、今日はUFOについて語ってみましょう(何故?)。
 皆さんはUFOを目撃した事がありますか?私は2回あります。
 一度目は、5年くらい前のある冬の日の夕暮れ時でした。仕事帰りにふと北東の方角を見ると、動く光源を見つけました。最初は飛行機かと思ったのですが、夜間飛行にもかかわらず、ライトを点滅させていないので、すぐに違うと分かりました(確か国際法で、点滅させるのを義務づけられているとか)。
「じゃあ、人工衛星かな?」
 と、思って眺めていたら、光源は今まで進んできた航路を逆走しはじめたのです。私が驚愕していると、更に光源は直角に軌道を変え、そのまま一瞬の残像を残し、物凄いスピードで私の視界から消えました。

 二度目は今年で、まだ冬だったように思います。仕事帰りに夜空を何気なく見上げたら、光源が動いていました。で、また点滅していなかったので、
「今度こそ人工衛星かなー?」
 ……と、思いながら眺めていると、風に煽られているかのようにグラグラとした頼りない動きをしていました。一瞬、墜落するのではないかと思うぐらい不安定な動きでした。でも結局、その光は墜落することもなく雲の向こう側に姿を消してしまったのです。

 まあ、これらを友人に話すと「プラズマだ」の一言で片付けられますが(笑)。でも、仮にプラズマだとしても、珍しい物が見られた事にはかわりがないので、なんだか得した気分ですね。
 他にも、怖い話のネタもあるので、また話のネタが無い時は、語ってみる事にしましょう。


 ところで、UFOといえば、『イリヤの空UFOの夏』ですね(えー?)。秋山瑞人さん作のラノベですが、私の好きな作品の一つでもあります。アニメのDVDも全部揃えています。この前語った『半分の月がのぼる空』もそうですが、死と隣り合わせの青春ストーリーと言いますか、とにかくキャラクターが必至で生きようとしている話には弱いです。まあ、イリヤの方がより絶望的で、ぶっちゃけて言えばバッドエンドみたいなものですが。でも、そういう救いようの無さも好きだったりしますが。

 ただ、同じ秋山作品だと、『猫の地球儀』の方が断然好きですけどね。個人的には、スタジオジブリに劇場アニメ化されてもいいくらいの内容だと思ます。我がバイブルの一つです。未読の人は、騙されたと思って読んでみて下さい。たぶん騙されますので(笑)。いや、いい意味で。とにかく挿絵と内容のギャップが凄いので、驚くと思います。もう号泣ものですから。私は、終盤での、
 「海が、」
 で途切れる文章が、今でも忘れられない……。結局、主人公の幽(かすか)がどうなったのかは、分からないままなんですよねぇ……(;´д⊂)。ともかく、少なからず心に響く物がある作品だと思うので、古本屋で見かけたりしたら、是非手にとって欲しい2冊(前後編なので)です。
コメント
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