江戸前ネギ巻き寿司

オタク一匹の日常を綴る。
※各種作品のネタバレを含みます。
※最近は多肉植物・サボテンの観察日記的な要素も。

ミント様万歳!

2006年07月12日 15時14分37秒 | ゲーム
 今日は我が最愛のゲーム、『デュープリズム』について語ってみましょう。
 え~、このゲームは、ネギま!のファンなら知っている方もおられるかと思いますが、チーフアシスタントのMAGI氏も大ファンのゲームで、ネギま!にも多少なりとも影響を与えていると思います。
 例えば、主人公の1人であるミントは、神楽坂明日菜のモデルだと思われます。ツインテール・ツンデレ・姫・跳び蹴り……と、ざっと挙げただけでもこれだけの共通点があります。また、我が儘な言動をとる割には、実はかなり優しい所なんかはエヴァにも似ているかもしれません。
 とにかく、ミントがゲーム史上屈指の魅力的なキャラである事は間違い無いと思いますし、だからこそ影響力も大きいと思うのですよね。事実、ミントは可愛いだけではなく、格好いいのですよ。普段は我が儘で、「世界を征服する」とか無茶苦茶な言動をとっていますが、いざ危機に瀕している人を目の前にすると、自身の命の危険もかえりみず、全力で助けようとするのです。その様は、まさに勇者のごとし。あるいは王者の風格さえ感じます。マジで惚れますね。もう、全ゲームのなかでも一番好きなキャラです。ミント様万歳!
 もちろん、ミント以外のキャラも魅力的ですよ。超天然ボケの少女とか、普段は敵対しているけど、危機に陥ると助けてくれるライバルキャラとか、妙に風格のあるお母さんとか、ここには描ききれないほど沢山います。特にラスボスのヴァレンは、スクウェアゲームの三大悪役にも数えて良いのではないかと思えるほど良いキャラです。その徹底した悪役ぶりには、正直カリスマを感じました。あと、ミントとは犬猿の仲である妹のマヤも良いキャラです。普段はミントとは正反対の品行方正なキャラで、姉とはいがみ合っていますが、いざとなるとミントと素晴らしいコンビネーションで敵に立ち向かいますし、時としてミント以上の無茶もやります。これまた大好きなキャラですね。
 また、ゲームの方ですが、基本的にはさほど難易度の高くないアクションゲームです。これ自体は好き嫌いが分かれるかもしれません。でも所々で挿入されるイベントシーンがとにかく素晴らしいのですよ。さすがにプレイステーションのゲームなので、今となってはポリゴンが荒く感じる所もありますが、キャラの動きやその演出が他のゲームとは桁違いに良いのです。例えば、ポリゴンなのに、視線の動きでキャラの仕草を表現していたりして、芸が細かいですし、また、構図がそのまま漫画のコンテに使えそうなほど絶妙だったりします。これらは一見の価値がありますよ。出来れば皆さんにも一度はプレイしてもらいたい一品です。
 ……ただ、ゲームの評価自体は「隠れた名作」止まりで、そんなに売れた訳でもないと思うので、中古で見つけるのは難しいかもしれませんけど。でも、それだけに、見つけたら即ゲットしてもらいたです。絶対損はさせないと思いますよ……たぶん。
コメント
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