選挙での自民党の敗北が見えてきた時点から、財界、大マスコミはしばらく民主党を政権につかせて、美辞麗句や単純批判ではすまない現実の厳しさのなかで、民主党の陶冶に力を入れ、実践で政権党としての自覚を促し、民主党を第二保守政党の枠内に引き戻すことを考えるほかなくなった。
ところが、未曾有の経済危機のなかで、国民の暮らしがますます厳しく先行き不透明となるなかで、従来どおりの強欲を続ける財界やアメリカにモノが言えない民主党への国民の期待が急速にしぼみ、いまや「民主でも自民でもない第三極」がマスコミでも取沙汰されるようになった。財界、大マスコミにとって、「第三極」が革新政党に向かうことはなんとしても阻止しなければならない。新党「たちあがれ日本」、「みんなの党」は、支配層の期待に応えることができるか。
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